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【社員インタビュー】得意ジャンルが違うからこそ見えてくるものがある!圧倒的な企画力で様々なイベントやライブを牽引するライブディレクターチーム。ホットなシーンで活躍するための“学び続ける姿勢”とは!?

こんにちは、バルス採用ブログ編集部です。今回は、イベントやライブを一手にまとめ上げるライブディレクターのお二人にお話を伺いました。入社5年目の窪田敦之(写真左)、入社2年目の堤駿介(写真右)。エンタメ業界に傾倒するお二人の経歴やバルスに入ってから感じたやりがい、そして大変だったことなど忌憚のない“生”の声をお届けします。


限られたリソースの中で常に新しいものを生み出す、イベントの要を担うライブディレクター


ライブディレクターのお仕事内容を教えてください。

窪田 バルスでは、イベント作りの最初から最後までの全てにライブディレクターが携わっていると言っても過言ではありません。アーティストさんの意見を汲んだり、自分のやりたいことを盛り込んだりといった企画の立ち上げに始まり、会社の利益も考えます。そして企画の承認が得られたら実制作に入る。実制作ではライブの形式にもよりますが、どんな歌を歌うか、演出はどうするか、どういうステージにしたいかというのをどんどん詰めていきます。本当に最初から最後までですね(笑)。

堤 互いの得意分野として窪田はCGのルック面(見た目)や3Dならではの演出といった部分に知見が深いです。僕は元々テレビ業界にいたので、実写面での演出に慣れていて。もちろん規模にもよりますが、基本的には個々でイベントを抱えることが多いんですけど、迷った時は気軽に相談させてもらっていて。VTuberさんのイベントが多いので、窪田によく「わからない」って言いながら相談させてもらっています(笑)。

窪田 僕も同じような感じです(笑)。声優さんとの仕事も増えてきているので、今後はリアルなアーティストさんのライブなども多くなってくるのかなって思っています。

現在、ライブディレクターさんは何名いらっしゃるんですか?

窪田 僕たちを含め、5名います。僕と堤に関しては似た仕事内容なんですけど、他のメンバーに関しては結構違っていて。元サウンドエンジニアのメンバーは、音響以外にも映像とかの機材知識が豊富なので、そこを活かしたテクニカルディレクターというポジションを担当しています。他にも、MV制作など個人クリエイター寄りの活動をするメンバー、YouTube番組の制作に精通しているメンバーもいます。

そんなお二人の経歴、そして入社のキッカケを教えてください。

堤 僕は元々日本テレビの番組制作をやっていました。『全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ』や『24時間テレビ』、当時のレギュラーだと『1周回って知らない話』など、チーフADとして番組作りに関わってきました。そんな頃、自分のいた制作会社が解散することになりまして。エンタメ業界に幅広くエントリーし、バルスとの縁が繋がりました。VTuber業界については全くの素人だったんですけど、世の中的に話題になりそうだなというところから、将来性を感じて。また、自分がこの業界でどう活躍ができるかというのが未知数だったので、それだったらぜひ挑戦してみたいと思ったんです。

窪田 僕はエンタメとテクノロジー技術に興味があったんです。その2つを掛け合わせたものがやりたかったので、前職はプロジェクションマッピングの会社に勤めていました。その頃は制作進行というプロジェクトのスケジュール管理を主に、合間でディレクターのアシスタントもしていて。3年目で転職を考えていた時にエージェントさんからバルスを紹介してもらい、自分のやりたいことが正しく叶う会社だなと思ってエントリーしました。

実際にバルスに入社して驚いたことや難しいなと感じたこと、また会社に入ってよかったなと思うことについて教えてください。

窪田 最初は制作進行として仕事をし、徐々にディレクターもやるようになって今のポジションになりました。経験者じゃない限り、バルスでは基本的に制作進行を経てからのディレクターというルートになります。仕事内容的にも制作進行の能力は絶対必要なので。ただ…実は僕自身制作進行をやっていた入社当時は全然仕事ができなくて(苦笑)。性格的に細かい管理をする作業に向いていなかったんです。当時は本当に苦労しました。その中で、徐々にディレクター業の方に適性を見出してもらい、できることが増えて行った感じです。紆余曲折ありましたが、結果的にディレクターというポジションに辿り着くことができてよかったです(笑)。

堤 入社当時は僕もめちゃくちゃ大変でしたね(笑)。テレビ業界との違いを一番感じたのは、事前準備の大切さです。面白いことにテレビ番組って何かトラブルが発生しても、最後の最後まで粘れるんです。誰かが物理的に走ればなんとかなるんですよ。でもバーチャルっていうステージ上ではそれが全くできなくて。例えば直前に箒1本用意するにしても、テレビだったら走って買いに行けばいいんですけど、3Dだと今欲しいって言われても用意できないんです。様々なことを予め想定して動く、その感覚を掴むまでは結構大変でした。入社2年目ですが、今ではそういった部分も順応できるようになりました。

窪田 よかったなと思う部分は、自由度の高さですね。与えられた裁量の中で比較的自由に仕事ができて、休みもちゃんと取ることができる。もちろん、その分責任も大きくなりますが。また、VTuber界隈は今ホットなシーンになりつつあるので、その中心に近いところで働けている経験も貴重なものだと感じています。

堤 確かに、常に新しいことが学べる環境っていうのは素晴らしいですよね。僕自身飽き性なところがあるので、毎日ルーティンで何かをこなすということが苦手なんです。だから、この業界はまだまだ僕が勉強しきれていないことが多くあり、新しいことを学ぶ新鮮さもある。イベントやライブが決まるたびに気持ちをリフレッシュしていけるのがいいなって感じています。

学びという面で、大変だなと感じているのはどういった部分ですか?

堤 予算という決められた枠の中でどう工夫していくかというのを考えるのはやはり大変な作業だなと感じています。潤沢したイベントだとやりやすい反面、そこに対する責任が生まれます。でも、低予算のイベントとなると企画力でフォローしなくてはいけないので。他の3Dイベントやテレビ、TikTokやYouTubeなどから、自分のイベントに応用できる企画がないかを常に探しています。

窪田 ポジションが上がった分、イベントひとつひとつに対する責任が比例してついてくるのというのはそうですね。今まではイベント単体に向き合っていればよかったけど、今は会社の売り上げも考えなきゃいけない。その辺はまだまだ勉強中です。

逆にやりがいを感じるのはどんなときですか?

堤 元々音楽番組を作りたかったので、ライブ演出に携われたりカット割りを考えたりする仕事がやりたかったんです。ずっとやりたかったことが実現できているというこの環境は、とてもありがたいですね。

窪田 僕はイベントが終わって、ファンの皆さんはもちろん関係者も含め、全員が満足しているなというのを感じ取れたときにやりがいを感じます。ディレクターとして現場にいるので、場の温度感が高まっているのを肌で感じられるのはいいなって。

ライブディレクター業に関わらず、バルスで活躍する人物像やこんな人と一緒に働きたいという希望はありますか?

窪田 先ほどの堤の話とも重複するのですが、限られた制限の中でより高い意識を持っている人と一緒に働きたいです。バルスは年齢とか経歴とかが関係なく、実力主義なので(笑)。限られたリソースの中で、もっとこうしたらこのイベントがより良くなるんじゃないかと、向上心を持って考え続けられる人は貴重だなって思います。

堤 僕は異業種の方にこそ入ってきていただきたいなって思っています。演出っていろんな視点があるからこそ、幅広いことを考えられると思っているので。窪田と僕の間でも得意ジャンルが違うように、様々なスペシャリストが集まっていた方が、様々な観点から物事を多角的に捉えることができるのかなって。僕の固定観念を変えてくれる、そんな人が異業種からきてくださると、僕としてはワクワクします(笑)。

では最後に、ライブディレクターとしてご活躍中のお二人の今後の目標を教えてください。

堤 バーチャルとリアルの線引きをなくしたいです。難しいことではあるんですけど、概念的なものを取っ払って、いかに同じ空間に立てるか。3Dキャラクターとリアルの人間がナチュラルに共演することができるかということを考えていて。仮想空間と現実世界の2つがストレスなく共存できる環境作りを目指していきたいです。

窪田 僕も堤の目標と似ているんですけど、VTuberだからっていう垣根を感じさせない企画を作っていけたらって思っています。YouTuberがテレビで活躍しているように、VTuberももっとたくさん現実世界で活躍できたらいいなと思っていて。VTuberだからこそできるものを大切にしつつも、もっとリアルに近いライブやイベント作りができたらと思っています。

窪田さん、堤さん、ありがとうございました。


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※この記事は2023年4月時点の情報です。