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エストニアを感じるスイーツ

前回に引き続き、大阪のエストニアカフェRUJA+285BLUEのこだわりのカフェメニューについてお話をしよう。

前回はランチについてだったが、ランチが週末に完売御礼となった一報を見て嬉しかった。せっかく足を運んでくださったのに食べられなかった方がいたら申し訳ないとは思う。そんな方は次回は予約していっていただくと確実に用意してくれるはずだ。

さて、スイーツへと話を移そう。
エストニアのスイーツってなんだろう。

たくさんエストニアで愛されているスイーツはある。その中である時期に一番食べられるスイーツは、「ヴァストラクッケル」だ。ヴァストラクッケルとは、イースターから数えて45日前所謂「灰の水曜日」の1日前の火曜日に食べられるお菓子だ。
昔は灰の水曜日から絶食が開始され、イースター(つまり4月の半ば)までろくなものを食べることができなかった。その絶食前日は脂肪がたっぷり含まれるヴァストラクッケルを食べようではないか!
ということであった。今ではエストニアやフィンランドなどでも年々その販売期間は長くなっている。ただ、これらがスーパーで販売されるようになると季節を感じる人が多い。

スウェーデンでは「セムラ」、フィンランドでは「ラスキアイスプッラ」と呼ばれるバンズの間に生クリームが入ったようなものだ。エストニアの場合は、生クリームの下にラズベリージャムが入っていることが多い。そして、生地にカルダモンというスパイスを入れているのがフィンランドやスウェーデンでは多いが、エストニアの場合はほとんど入っていない。日本人には受け入れやすい味ではなかろうか。

RUJA+285BLUEでは、この季節的なスイーツが年中食べられる。ふわふわのバンズに、酸っぱめのラズベリージャムが入り、生クリームがたっぷりの「ヴァストラクッケル」をぜひ味わってほしい。これだけでもお腹がいっぱいになるはずだ。

この、バンズの開け方もエストニアでよく見るバランスで作られている。
特徴的なのは、エストニアにしかないKama(カマ)という豆や穀物を細かく砕いた食べ物のベリーフレーバーをかけている。
フレーバーをかけることで華やかでありつつ、穏やかな酸味が濃厚なクリームと相性が良い。
コーヒーが好きな方は、RUJAのドリップコーヒーと合わせることをおすすめする。

また、もう一つはブラウニーだ。このブラウニーはオーナーのオリジナルだ。エストニアのローチョコとハチミツを使い、豆腐などヴィーガン対応で作られている。
ヴィーガン対応とは思えないほどリッチでしっとりした美味しさを味わえる。

エストニアのカフェやレストランは必ず1つはヴィーガン対応のメニューを用意する必要があるそうだ。
ヴィーガン対応のスイーツが用意されていることは、多くの人にカフェを楽しんでもらえることと思う。

大阪中崎町近くのみなさまには、週末も平日もたくさんの方に利用してもらえたらと思う。

前回のエストニアカフェメニューについてはこちら


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バルトの森
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