引きこもり、ニートだった僕の話
いつもありがとうございます。あさきです。今日はまぁ自分の思ったことをいろいろ書いてみようと思うんですけど、
自己紹介も兼ね、僕のことをブログにしてみようと思います。
僕は34歳男で、ASDと気分変調症を持っています。もう15年ぐらいずっとこの病気を持っていて、薬も通院も今年で15年目位になります。
最初アスペルガーかなぁと思い始めたのは20代の頃でした。その頃高校を辞めて中退したんですね。でアルバイトで生活していました。その頃は販売業についていました。
で徐々に人と接するのが苦痛になってきたんですよね。会社の上司に怒られたりとかミスが多かったりとか、、、まぁそれでも比較的うまくやれていたと思います。
でその時に付き合っていた彼女ともうまくいっていた時期はあるんですけど、ある時から対人恐怖がすごく強くなってきたんですね。
で、人とのコミュニケーションのやりとりもうまくいかなくなってきたんです。自分の中でも人と付き合うのがすごく辛くなってきて、噛み合わなくなってきて、人の気持ちもうまく察してやれないし、なんか自分のことばっか攻めてた気がします。それで精神的に病んでしまって引きこもりになってしまいました。
それが1 、2年続きました。
その時は家に引きこもって、ひたすらアニメを見たり、自分の音楽を作ったり、あんまり外の活動はしてなかった気がします。
そこからまた仕事復帰するんですけど、全然うまくいかなくて、まぁほぼニート状態になっていました。
自分は働くことに向かないって本気で思ってて本当にどの会社もうまく続かなくて、さすがにこれはおかしいだろうと思って精神科で診断を受けました。そしたらアスペルガー症候群であることがわかりました。
その時はなんで仕事が続かないんだろうってずっと自分のことを追い込んでいたので、理由がわかってちょっと救われた気がしました。でも今ほど発達障害が理解されていた時代ではなかったので、そこからどうやって生きていけばいいんだろうとか仕事どうしたらいいんだろうとか解決策も抜け道も何もなかったので、ひたすら音楽に打ちこんでました。
で、次第に人前で演奏することが怖くなってしまってバンドもやめました。バンドの人間関係も全然うまくいかなくて最終的に裏切られたんですけど、その時の傷がいまだに深く残っています。完全に人間不信になってしまったので、その時期ぐらいからだいぶ鬱が深くなってきた気がします
でニート生活もずっと続けてて、もう自分は社会にこれから先参加する事は無いだろうなぁと本気で思ってました。
ただ引きこもりは絶対に嫌だなぁって思ってて、靴下を毎日履いて玄関で何10分も座ってるみたいな生活を続けていました。
そこから少しずつ外に出れるようになったんですけど周りの目とか通学路で子供たちに会ったりとか、それがもう非常に怖くて、特に同世代の主婦の目とか同世代の働き盛りの人とかそういう人たちに会うのが嫌だったので、そういう道を避けて通っていました。
近くに図書館があったので、そこで自分の好きな分野を研究したり、勉強したりしていました。思えば、そのニート期間は、とっても僕の中では大事なものでパソコンの知識であったり、アートの知識であったり、仏教のことを研究したり、お金はなかったけど、とても充実していましたね。
それでいろいろ診断してもらって、自分が気分変調症だということがわかって薬で投薬治療したりしてました。その時飲んでいたのはデプロメールって薬であったりとか、アモキサンて薬であったりとか、メイラックスって言う安定剤ですね。そういったものを飲んでいました。
一応週5で勤務をしていたこともあったんですけど、薬はやめて、一気に人が怖くなってすぐ辞めてしまいました。
そんな生活をしていたせいか、自分のことを責めることがすごく多くなり、抑うつもひどくなっていきました。ただ音楽はずっと続けていて、ギターを弾いて弾き語りしたりしていましたが、人が怖いので、話しかけられても何も話せないような状態で、音楽生活も外ではあんまりやらないようになりましたね
自分を責めているうちに、すごく辛い気持ちになって何度も消えてしまいたいと思うようになりました。でもその時にたまたまエックハルトトールって言う人の本を読むことになりました。そしてとても抑うつが良くなっていきました。
やっぱり仏教の教えって大事だなと思って、そこから色々と自分なりに勉強して生活に活かしてみたらだいぶ生きやすくなった気がします。
で、家族のゴタゴタとか親の病気とかいろいろ起きて、自分の中で焦燥感であったり、抑うつがまたぶり返してきたんですね。
それでこのままじゃダメだと思って、就労移行支援に通うことにしました。就労移行支援に行ってる間は考えずに済むと思っていたので頑張っていました。ただやっぱり抑うつが強くてなかなか就労移行でも苦労しました。
支援員さんにイライラしてしまったり、周りの利用者が怖くなってしまったりそれでも何とか就職にこぎつけて頑張って働いていたものの、同僚のメンタルに左右されてしまって、僕もすごく調子が悪くなりました。
と言うのも障害者雇用で働いていたんです。最初は楽しかったんですが、どうしてもやっぱり障害者であるって言う考えが頭から抜けなくて、どうやって幸せになったらいいかもわからなくて、それを相談できる人もいなくて、支援員さんに相談しようと思っていたんですけど、やっぱりどうも素直になれないというか難しかった記憶があります。
そこからぐっと調子が悪くなってしまって、6ヶ月ぐらいで仕事を辞めることになります。結局休職何ヶ月かしたんですけど、全然病気も良くならなくてやめてしまいました。
そんなこんなでたまたまB型作業所を見つけたので、そちらで生活訓練みたいな形でやっていくことに決めたんですけど、それも今3ヶ月4ヶ月目なんですけど、やっぱり自分の障害のことばかり考えてしまってあんまりうまくいってないです。
自分が障害者として生きるって言うことにずっと違和感を感じててもっとできるはずなのにと思ったりとか、障害者でももっと輝ける場所があるはずなのにって思ったりとか、消化不良な感じでずっとやっています。
だいぶ長くなってしまったのですが、こんな感じで生きてきました。自分が障害者であると言う自覚が強ければ強いほどにかえってしんどくなってしまう状態になっていて、もうそろそろ作業所もやめようかなぁって本気で考えているんですけどね。
と言うダメダメな経歴を持っている自分ですけど人生を悲観してしまうととことんまで悲観してしまうので、そんな辛い事はやめたいなって思っています。そして自分が発信することで、同じような境遇な人や、今引きこもってて辛い人や、うつで辛い人にも何か届けばいいなと思ってブログを始めたんです。
自分の人生がどれだけ無意味に思えたとしても、状況が変わる時って絶対にあるのであんまり悲観視しないでください。時間は確かにどんどん過ぎていきますけど、その分何かを学べたり、何かを経験したり、ちっぽけなことでも良いのでやってみてください。
そしたら、自分が好きなこと、できそうなこと必ず見えてくると思います。焦らなくても大丈夫なので1個ずつ向き合ってみてください。
といったところで、今回のブログは終わります。最後まで見てくださった方ありがとうございます。
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