Aちゃんからの洗脳~トウシューズ再チャレンジへの道②
私はなぜ、5年ぶりにトウシューズをまた履きたいって思ったんだろう?
前回書いたように、5年前に比べて足の状態が悪くなってないとか
チベット体操の開始時間に間に合うとか、いろいろあるけど。
それより先に、まず履きたい!って思ったんだよね。
ホントに「湧いてきた」って感じで。
「降りてきた」かな?
その後、とってつけたように理由を探した気がするんだ。
自分でも自分の気持ちがわからないよ。
いや、でもね。わからなくていい!
とにかく言えることは「絶対に」なんてないってこと。
「もう絶対にトウシューズを履くことはない」って思ってた。
……のに、これだ。
いいの、選挙公約じゃないんだし、誰からも「嘘つき―」なんて
そしりを受けることもない。たぶん。
それどころか、みんなの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
そう思ってる私の顔もニコニコだ。
早速バレ友Aちゃんに報告報告っと。イソイソ。
「ジワジワ来ていたのかも」と書いたように、
おそらく私は自分でも気づかないうちにトウシューズへの想いが高まっていたのだ。それはどう考えてもAちゃんの影響が大きい。
Aちゃんは私と同じ大人からのバレエ組で、つきあいはもう10年以上。前は同じ教室で、一緒に発表会に出たりもした。彼女はその後別なお教室に移ったので、一緒にレッスンすることはなくなった。ところが、一昨年末にあるワークショップで再会し愛が復活(笑)。
ここ1年はAちゃんに誘われてヤムナのレッスンに通ったり、よそのお教室の発表会を見に一緒に出掛けたりしている。Aちゃんのバレエへの情熱は私以上。とにかくタフなのだ。ほぼ毎日レッスンに行っているし、トウシューズをガンガン履いてしょっちゅう舞台に立っているし、先生として教えもしている。尊敬と称賛に値する。Aちゃんが眩しいぜ。Aちゃんはチベット体操も私から習って続けてくれている。イラストレーターでもあるので、私の本「100歳まで楽しく続けるための大人バレエの『まみむめも』」は彼女にイラストを描いてもらった。おかげで更に素敵な本になりました。
本当にありがとう!
要するに何が言いたいかというと、ここ1年あまり、私とAちゃんは非常に密接な関係にあり(肉体関係はないが)、お互いが影響を受けまくっているのだ。彼女から私は何度も「またトウシューズやりましょうよ~」とか「絶対に出来るよ~」とか言われた気がする。言葉だけじゃない。彼女がトウシューズで舞台に立って、輝いているのを目の当たりにした。その積み重ねがついに私のなかで弾けたのだ。
私もトウシューズ履きたい!
履いて踊りたいよ~~~~!
Aちゃんは、トウシューズ選びの同行を快諾してくれた。
そして、次の土曜日、天神地下街午前10時。ルン&ルンでシルビア福岡店へ向かう私とAちゃんの姿があった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?