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子供でもバレエやるなら痩せないとダメ?親が知っておくべき今どきのバレエ体型

子どもがバレエを習い始めてしばらく経った頃…
ふと周りを見てこう感じたことがありませんか?

「バレエって、やっぱり細い子が上手なのかな?」  
「あの子、痩せてて綺麗だな… うちの子も痩せた方がいいのかしら?」 
 
「プロのバレエダンサーもみんな細いし、
もしかして、痩せていないと上手くならない?」


こういった疑問や不安、きっと一度は考えたことがあると思います。
他の子と比べてしまうことも少なくありません。

それはバレエを習っている本人も一緒。
全面鏡の前に立たされて、
・他者との比較
・正しい形との比較
・自分の体と向き合わないといけない現実

バレエを習っていると嫌でも見なくてはなりません。

子ども自身も
「もしかして太っている?」
そんな考えがいつしか浮かぶようになっていくのです。

私もそうでした。
体型を先輩や先生と比較して、自分の姿を鏡で見続けているうちに、
もっと細く、もっと軽くならないと…
という考えに飲まれ、
技術や個体差については考えもせず
ダイエットに打ち込みました。

「お昼は練習の間にバナナだけです」
雑誌に載っていたプロダンサーの言葉を真似していました。

当時プロを目指していると言いながら、体の知識がなかった私は
漫画のような過度のダイエットを繰り返しました。
食事を抜いたり、ジョギングをしたり…
ゼロカロリーのものだけ食べたり、

そんなダイエットを繰り返した挙句の果ては
疲労骨折など複数のケガと過食症。
食べたい欲求に耐えきれず、でも
痩せていないといけないという強迫観念から吐く。
栄養不足の状態で、ハードな練習を長時間毎日行う…

そんな状態で最良のパフォーマンスはできません。
今改めて書き出してみると、
「何やっているんだ〜!!!
そんな食生活していたらメンタルも体も壊れるに決まっているだろうが!!」
とツッコミを入れたくなる恥ずかしい内容です。

しかしこの経験があったからこそ、
今私はトレーナーとして
多くの方に食事の重要性やダイエットの方法を
伝えることができるようになりました。

話は戻りますが、

確かに、バレエの世界では美しいラインやしなやかな動きが求められます。
痩せている方が軽やかに踊れることもあるでしょう。
プロのダンサーたちが細い体型であることも事実です。

でも、これは大人のプロダンサーの話。

さらにプロでも
「今にも折れそうな細さ」が流行らない時代
シフトチェンジが始まっています。

今回はその解説をしていきます。

ここまでの話で想像つくかと思いますが、
結論→無茶なダイエットは必要ない!!
です。

私がここの考えにたどり着くまでの
理由を学んでいただき、

もしお子さんが
「痩せたいからご飯少なくして!」
と言い始めたら、
このnoteを使って一緒に考えてほしいです。

まずはママの疑問や思い込みを解消していきましょう。


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