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女性の魅力、人の魅力
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「こんばんはー」
「あぁ、いらしゃいませ」
「毎日、暑いね〜」
「本当に異常ですね、夜でこれですからね」
「今夜はすごい美人さん来てますよー」
「えっ!どれどれ? 笑」
「モデルさんかなんかですかね〜?」
「ホントだ!綺麗! 笑」
「やっぱり体型維持とか、色々苦労してるんですかねー?」
「まぁ、体質ってこともあるからね。ほら、この間も言ったけどさ。。」
https://note.com/balladmaker_note/n/n761ee2ec66a5
「日本の女性は体重をすごく気にするし、そこを基準に考えるでしょ。
でも体重を基準にすると上手くいかないんだよ」
「そう言えば、聞きましたねそのお話」
「身長や骨格の大きさは人それぞれ違うし、その人の元々の適正体重ってものも
ある。何キログラムなら綺麗なんて平均化は出来ないんだよ」
「そうですよねー。でもどんな風にBODYメイクってしてったらいいんでしょうか?」
「体重ではなく、見た目で判断していくと間違えないよ」
「見た目ですか?」
「そう、見た目。自分の身体を見ればここはもっと細いほうがいい、ここはもっとあってもいいっていうのが、万人に共通の物差しとしてあるはずなんだよね」
「なるほどね〜」
「日本人が目指してる綺麗とか可愛いって、だいたい細すぎるでしょ、
男性から見てさ。確かに細いかもしれないけど、胸もお尻もぺったんこじゃ、
女性としての魅力っていう意味では???だと思わない?」
「それ、わかります 笑」
「最近ようやく、女性のお尻に特化したジムなんていうのも出来て流行ってるらしいけどね」
「だから見た目が大事なんですね」
「そう。でも今言ったのは外面の魅力」
「外面の魅力ですか?」
「これは女性に限った事ではないけど、人には外面の魅力と内面の魅力の両方がある」
「内面の魅力って難しいですね。例えばどんなものでしょう?」
「僕の知り合いにね、食べることが何よりも好きな女性がいるんだけど、
何でも子供の頃からそれはそうだったようでね。大学生の時に食べ歩きにハマってそれは沼だったようだよ。」
「年頃だったから、一時はすごく悩んだって。
食べれば太るのはわかっているけど、彼氏も欲しいし、健康診断では、
医者に成人病になりますよって指導されたり、その狭間で大変だったって」
「それでもね、あるおいしいパスタを食べてる時、私はこれでいいやって、
太って彼氏どころか結婚も出来ないかもしれない、成人病で早死にするかも
しれない。でも、大好きなこの食べることが私にとっては何ものにも変え難い
幸せなんだって気づいた。世界中の美味しいもの全部食べ尽くすつもりで、
それが出来たらそれだけで十分幸せな人生だったって言える、そう思ったそうだよ」
「彼女は研究熱心でもあったから、それから地方のタウン誌の
グルメ担当を任されて、今じゃ大人気のコーナーだそうだよ。
もちろん、素敵な旦那さんと知り合って結婚もしてる」
「すごいですね〜、その女性」
「大好きなことやって、キラキラ輝いている女性が美しく見えないわけないんだよね。男にだってそれがわかるのさ。それが内面の魅力なんだ!」
「拍手です! 笑」
「人が人生に求めるものって違っていいのさ。
女性が外側の美しさを極めるっていうのもあるだろうし、大好きなことを
他のことを犠牲にしてでも頑張るっていうこともあるだろうしね」
「自分自身が納得しているか?今、楽しいか?今、幸せなのか?
それ以外の、一般論とか、普通は。。何ていう考え方はゴミ中のゴミだね」
「ところで、お客さんはどんな女性が好みなんですか?」
「そりゃ〜さ、やっぱり女性はお尻でしょ!細くくびれた腰からお尻にかけての
ラインっていったらもうっ!、それはもうっ!〜〜〜」
「聞かなきゃよかった。。いい話が台無しだ。。 笑笑笑」
「コーヒー入りましたよ!」