検索を極めろ!AI時代の検索術
「こんちはっス」
「いらっしゃい!」
「う〜ん。。。?」
「何?何か悩んでるの?」
「いやね、ちょっと調べ物してるんですが、
なかなかうまくヒットしなくて。。
難しいですね〜、ネットの世界があっても 笑」
「そうだなぁ〜。
情報量が多すぎて、逆に答えに辿り着くのが難しいってことはあるな」
「なんかこう、うまい方法ってないんですかね?」
「うん。今はさ、AIの時代に入ったでしょ。
生成AIって言って、画像でも動画でも音楽でも、さらには文章、
プログラムなんかも書かせることが出来るようになって、
それも日々進歩してる。インターネットの検索もさ、
今じゃAIに取って代わってきてるんだよ」
「えっ?そうなんですか?検索のやり方変わったってことですか?」
「あぁ。これまではさ、たとえば検索サイトで検索窓に調べたい語句を入れて、
出てきたたくさんのサイトから、それらしいサイトを一つ一つチェックしてく
なんて方法だったじゃない?」
「そうですよー、今もそうしてます 笑」
「その方法でも検索の達人なんて人がいて、
複数の言葉を入れてフィルタをかけたり、ー○○なんて言葉を入れることで
検索結果から特定の情報を除外したり、OR検索で二つの語句のうちの
どちらかを含む結果を検索させたり、before-afterで期間を指定させたりさ、
検索を極めてる人はいたんだよ」
「あー、いました、いましたね! 笑」
「そういった検索サイトにもAIが実装されて、
今は随分と検索から知りたい情報に辿り着くまでの時間が早くなってる」
「へぇ〜、たとえばどんなですか?」
「これまではさっき言ったように、検索結果を一つ一つ自分でチェックして、
つまりページを開いてその中の情報を読んで、
答えを見つけないといけなかった訳じゃない?
それが今は、答えそのものが検索結果に出てくるんだよ」
「??? どういうことですか?」
「例えば何かの商品の寸歩を知りたいとする。商品名はわかってる。
そこで商品名+仕様なんて検索すると、
その寸法自体が検索結果に出てくるんだよ。
つまりそこからさらにそれらしいページを開いて
中にある寸法の情報を探さなくてもいいわけ」
「え〜っ、それは便利ですね!」
「パソコンの操作方法がわからなくても、○○のやり方なんて検索すれば、
その方法そのものが検索結果として出てくる。
やり方解説のブログやマニュアルサイトから、そのやり方を探すのではなくてさ」
「ものによってはとんでもない時短になりますね」
「そうなんだ。節約出来るのはワンアクションだけじゃない。
さらにAIで便利になった検索方法もたくさんある」
「どんなのですか?」
「マルチモーダル検索っていって、
写真からそのものがどんなものなのかを検索したり、
音楽を聴かせてその曲名やアーティスト名を調べたり、
食事したくてお店探す時なんかでも、昔だったらイタリアンとか、
フレンチなんかの言葉で検索してたのが、ごく普通の言葉で、
これとこれなんかの食材が好きだけど、それらの美味しいお店を教えて
なんていう、自分の好みに合ったお店を探してもらえたり、
まさに個人的な秘書、パーソナル・エージェント的な使い方も可能なんだ」
「それはすごいですね!スマホで出来たら完璧なんですが。。」
「もちろん!もうとっくに出来るようになってるよ 笑」
「なるほど、すごい時代になったもんですね〜。ついていくのが大変だ 笑」
「でもさ、ここでもやはり使うのは人間なんだ。使い方なんだよ。
どんなに素晴らしいシステムでも、それを使う人間が使い方を間違えたり、
うまく使えなければ宝の持ち腐れになってしまう。
センスって言ってもいい。
応用力、どんなふうにそれを使うか?っていうセンスが問われるんだ。
それによってAIは武器にも荷物にもなる」
「ホントですね〜。これまでも検索方法が上手い人は、
知りたい情報に早く辿り着けた。
AIの時代になっても使い方が上手な人は、
AIの恩恵をたくさん受けられるんですね」
「まさにその通り。
知りたい情報を3時間かけて検索サイトと格闘している人が、
たった3分でそれを終わらせられる可能性は十分にあるんだよ」
「AI時代の検索で、知っておいた方がいいコツみたいなものはあるんですか?」
「まずはAIアシスタント((例えばChatGPT、Bird,Geminiなんか)
を活用することかな。その実力にびっくりすると思うよ。
さらにそれらをうまく使う方法として、これまでの単語ベースの検索ではなく、
文脈や意味を持たせた文章での検索をすることで、
AIに聞きたい内容を理解させることが出来るんだ。
自然な言葉での認識力も、日進月歩で飛躍的に進化している。
いくらAIがすごいって言っても、どんなことが聞きたいのかを
AIにわかったもらう必要があるんだよ。
AIを使う上で難しいことがあるとすれば、それかもしれない」
「AIに理解してもらうことが重要になるんですね!」
「そう。それによってAIが持ってくる情報はまるで違うものにもなり得る」
「反対に注意することってありますか?」
「あぁ、大事なことがある。出てきた情報の信頼性だ。
AIが出す答えが100%正しいとは限らないってことだよ。
その答えを持ってきた引用元が正確な情報を記しているのかについて、
検証は必要になるんだ。
特にビジネスや間違えることの出来ないWebでの発信なんかでは、
それが一番に求められる」
「AIの鵜呑みは危険だということですね」
「そうなんだ。
これからのAI時代は、本物と見分けのつかない情報がネット上に
溢れることになる。正しいものを選別する眼ってものが絶対になくてはならない」
それにな。。。」
「うわぁ〜すごっ!」
「おい、人の話聞いてるか!? 笑」
「これ、ホントにすごいですね!!!」
「それより早くコーヒー淹れてくれよ〜 笑」
「ちょっと後にしてもらえます?」
「おい、おい。。。 笑」
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