2/27(木) 🇺🇸米国マーケット情報（パフォーマンス、経済指標、 $NVDA 決算情報）

2025年2月28日 09:27

🇺🇸株式市場振り返り

HEADLINE

✅ 木曜日の取引では、米国株式は下落し、株価は最悪に近い水準で取引を終えた

🇺🇸 米国株式はほぼ下落📉

🔘 DOW:
- 0.45%
🔘 S&P500:
- 1.59%
🔘 NASDAQ:
- 2.78%
🔘 RUSSELL2000:
- 1.59%

✅ トランプ2.0の政策不透明性は、後退の容易な言い訳である。トランプ大統領がカナダとメキシコへの関税は3月4日に発効する予定であると述べたため、貿易が主な焦点となった。中国も10%の追加関税の対象となる。水曜日の発言では、遅延の可能性を示唆していた。市場では関税の脅威は交渉戦術としてより多く捉えられているが、変動性に対して完全に免疫があるわけではない。テクノロジー株の売りは、最近の勢いの後退と評価懸念（NVDAの決算は、最近の四半期に見られた上昇がなく、下方修正となったが、より広範なAIの業績は依然として非常に明るい）と一致しており、もう一つの大きな注目分野である。新規失業保険申請件数の急増により、成長懸念が再び注目されている。一方、第4四半期のコアPCEインフレ率の上方修正により、スタグフレーションへの懸念が高まっている。ポジショニング/テクニカルも注目されており、S&Pが5886レベル付近にある今週、ゴールドマン・サックスは、これがCTA供給を少なくとも2倍に引き起こすだろうと述べた。

🔘 S&P 500とNasdaqは、9月以来で最悪の週となるペースで推移している

🔘 本日、大手テクノロジー企業は概ね下落し、NVDAは決算発表後に下げ足を速め、TSLAは週間の大幅下落幅を拡大した

🔘 その他のアンダーパフォーマーには、半導体、ソフトウェア、化学、航空、クルーズ船、エンジニアリング・建設、建築資材、投資銀行、自動車および自動車部品、住宅建設、アパレルなどが含まれる

🔘 アウトパフォーマーには、大型資本の銀行、保険会社、取引所、決済、マネージドケア、航空宇宙、小包・物流、ファストフード、ヘルスケアプロバイダー、自動車部品、ドラッグストアなどが含まれた

✅ 🇺🇸経済指標・経済ニュース

🔘 新規失業保険申請件数
前週の22万から予想を上回る24.2万件に増加。継続受給申請件数は増加予想に反して減少した

🔘 1月耐久消費財受注額
予想を上回ったが、輸送用機器を除く受注額は前月比増加予想に反して横ばいとなった

🔘 12月コア資本財受注額
予想を上回ったが、改定値は減少した

🔘 第4四半期GDP改定値
予想通り前期比年率2.3%となった

🔘 アトランタ連銀GDPNow
第1四半期のGDP成長率は現在+2.3%で推移していると見ていることに留意。

🔘 1月住宅販売保留指数
過去最低を記録

🔘 トランプ大統領とスターマー英首相の会談
得られるものは多くない。
スターマー氏は、ロシアとの交渉でウクライナを見捨てるべきではないとトランプ氏に強く求めた。

✅ Fed Speak

🔘 KC連銀シュミット総裁
関税の影響を考慮すると、インフレに対して楽観的ではなくなっていると発言

🔘 RIC連銀バーキン総裁
2%のインフレ目標を支持していると述べ、3%に変更すると信頼性が損なわれると発言

🔘 CLE連銀 Hammack総裁
インフレ率が2%まで低下することは確実ではなく、上昇リスクが大きいと強調した

🔘 PHI連銀 Harker総裁
インフレ率を低下させるには金利を十分に引き上げる必要があると述べた

🔘 1月FOMC議事録
フェデラルファンド金利の目標レンジを4.5～4.5％に維持することに合意FRBは利下げを急いでいない?
◉インフレが明確な進展を示すまで利下げは保留
◉ インフレリスク上昇、FRBは制限的な政策を維持する可能性
◉ 経済が過熱すれば高金利が長引く可能性

ほぼ予想通りだった。 FRBは経済見通しを見極めるため、忍耐強く待つ余裕があると繰り返した。しかし、一部の当局者は、インフレ率がやや高止まりしていることを指摘した一方、デュアル・マンデートのインフレ面のリスクは労働市場面よりも大きいと見る当局者もいた。議事録では、今年の利下げ予想に大きな変化はなく、市場では引き続き次回の利下げは7月、そして年末までに約40bpの利下げが実施されるとの見方が示された

🔘 FRB最新ベージュブック
各地域で経済成長が小幅から緩やかで、2025年について楽観的な見方が悲観的な見方を上回った。

✅ 🇺🇸企業情報、決算情報

🔘 NVDA
予想を上回り、ファンダメンタルズも明るい見通しだが、GMの業績見通しは弱含みで、一部では厳しい見方もある

🔘 CRM
26年度の業績見通しは下方修正された

🔘 SNOW
FY26製品売上高ガイダンスを上方修正。Aは為替が足を引っ張り、FY25売上高ガイダンスを下方修正

🔘 EBAY
Q1 GMVガイダンスを下方修正

🔘 MRNA
トランプ氏が鳥インフルエンザの資金提供を撤回する可能性があると報告した後、下落

指数/セクター別　パフォーマンス

✅ いずれも本日最も下落し、年初来で2番目に低い水準を維持（コンス・ディスクルは後れ）。Health Careは下落したが、年初来では依然としてトップを維持

✅ Russell1000バリューは年初来上昇している唯一の主要指数。Russell2000グロースは年初来と月初来の両方で下落傾向にある

指数パフォーマンス
（前日比）

セクター別パフォーマンス
（前日比）

指数パフォーマンス
（前月比、前年比）

セクター別パフォーマンス
（前月比、前年比）

その他　パフォーマンス

国債：　ほとんど変化がなかったか、カーブスティープ化により弱含みとなった。今週の金利は依然として大幅に低下した
ドル・インデックス：　0.8%上昇📈
金：　1.2%下落📉
Bitcoin先物：　0.9%下落📉、序盤の強さを帳消しにした
WTI原油：　2.5%上昇📈、1バレル70ドルを回復して取引を終えた

今週の🇺🇸経済指標発表
（日本時間）

✅ 2/25(火)

23:00
★★☆　S&P/CS HPI コンポジット-20(季節調整なし) (前月比) (12月)
🔘結果：-0.1%　🔘前回：-0.1%
★★☆　S&P/ ケース・シラー住宅価格指数（20都市） (前年比) (12月)
🔘結果：4.5%　🔘予想：4.4%　🔘前回：4.3%

00:00
★★★　消費者信頼感指数 (2月)
🔘結果：98.3　🔘予想：102.7　🔘前回：105.3
2021年8月以来の大幅な落ち込みを記録した。経済全般の先行きに対する懸念に加え、トランプ政権の政策の影響を巡る不透明感が重しとなった。民間調査機関のコンファレンスボードが発表

✅ 2/26(水)

00:00
★★☆　新築住宅販売 (前月比) (1月)
🔘結果：-10.5%　🔘前回：8.1%
★★★　新築住宅販売戸数 (1月)
🔘結果：657K　🔘予想：679K　🔘前回：734K

✅ 2/27(木)

22:30
★★★　失業保険申請件数
🔘結果：242K　🔘予想：222K　🔘前回：220K
★★☆　失業保険継続申請件数
🔘結果：1,862K　🔘予想：1,870K　🔘前回：1,867K

22:30
★★☆　コア耐久財受注 (前月比) (1月)
🔘結果：0.0%　🔘予想：0.2%　🔘前回：0.1%
★★☆　コア個人消費支出価格 (Q4)
🔘結果：2.70%　🔘予想：2.50%　🔘前回：2.20%
★★☆　耐久財受注 (前月比) (1月)
🔘結果：3.1%　🔘予想：2.0%　🔘前回：-1.8%

★★★　国内総生産 (前期比) (Q4)
🔘結果：2.3%　🔘予想：2.3%　🔘前回：3.1%
健全なペースで拡大した。実質国内総生産（ＧＤＰ）改定値で示された。インフレ率は速報値から上方修正

★★☆　GDP物価指数 (前期比) (Q4)
🔘結果：2.4%　🔘予想：2.2%　🔘前回：1.9%

00:00
★★☆　中古住宅販売保留 (前月比) (1月)
🔘結果：-4.6%　🔘予想：-0.9%　🔘前回：-4.1%

✅ 2/28(金)

22:30
★★★　コアPCE物価指数 (前月比) (1月)
🔘結果：　🔘予想：0.3%　🔘前回：0.2%
★★★　コアPCE物価指数 (前年比) (1月)
🔘結果：　🔘予想：2.6%　🔘前回：2.8%
★★☆　PCE (前年比) (1月)
🔘結果：　🔘予想：2.5%　🔘前回：2.6%
★★☆　PCE (前月比) (1月)
🔘結果：　🔘予想：0.3%　🔘前回：0.3%

★★☆　良好な貿易収支 (1月)
🔘結果：　🔘予想：-114.90B　🔘前回：-122.01B

★★☆　個人支出 (前月比) (1月)
🔘結果：　🔘予想：0.2%　🔘前回：0.7%
★★☆　小売業在庫（自動車を除く） (1月)
🔘結果：　🔘予想：　🔘前回：-0.1%

23:45
★★☆　シカゴ購買部協会景気指数 (2月)
🔘結果：　🔘予想：40.5　🔘前回：39.5

決算情報

2/24〜2/28🇺🇸決算スケジュール

注目は
2/24 $BRK.B $FANG
2/25 $HD $LCID $CAVA
2/26 $NVDA $AI $SNOW $CRM
2/27 $DELL $NCLH

Pick Up Earnings

予想を上回るQ4業績を発表
強力なガイダンスも提供した
報告書とガイダンスは、人工知能による歴史的な成長を2025年まで継続できると確信していると示している
株価は時間外取引で横ばいだったが成長鈍化のため株価約9％下落📉

2/27(木) 🇺🇸米国マーケット情報 （パフォーマンス、経済指標、 $NVDA 決算情報）