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2024年Q3 Alphabet (GOOGL) 決算情報


EARNINGS Alphabet (GOOGL)

BEAT!!🚀


  • 予想を上回る業績を報告した

  • クラウド収益が113億5,000万ドルと、前年の84億1,000万ドルから約35%増加したと発表

  • アルファベットの最高財務責任者は、同社はAIを活用してワークフローを効率化し、従業員数と会社の物理的な拠点を管理するという既存のコスト削減努力をさらに進める計画だと語った。

  • 株価は水曜日に約3%上昇📈


■2024年Q3 決算情報

✅ ⭕️EPS
$ 2.12  vs 予想:$ 1.85

✅ ⭕️売上高
$ 882.7 億 vs 予想:$ 863 億
(YOY:15%増📈)

✅ ⭕️純利益
$ 263億 vs 前年同期:$ 197億
(YOY:34%増📈)


◉YouTubeの広告収入はアナリストの予想を上回り、前四半期よりも良い成長を示した。Google傘下の同社は、Netflix、TikTok、Amazonなど他の広告主からの圧力の高まりに直面している。

◉クラウド収益が35%増加したと発表
クラウドの好調な業績は、企業顧客向けサブスクリプションを含む人工知能サービスによるものだとしている。

◉サンダー・ピチャイCEOは投資家との電話会議の冒頭、同社のAI製品の「フルスタック」が現在大規模に運用されており、グーグルの何十億ものユーザーに利用されており、「好循環を生み出している」と述べた


Q3 決算内容


  • YouTubeの広告収入:
    89.2億ドル  vs 予想:88.9億ドル

  • Google Cloudの収益: 
    113.5億ドル   vs 予想: 108.8億ドル

  • トラフィック獲得コスト(TAC)
    137.2億ドル  vs 予想:135.3億ドル

  • クラウド収益:
    113億5000万ドル  vs 前年同期: 84億1000万ドル  約35%増📈

  • 検索事業収入:
    494億ドル  前年比12.3%増📈
    検索事業は引き続き同社の収益成長に最も大きく貢献している

  • 広告収入:
    658億5000万ドル
    前年同期の596億5000万ドルから増加📈しており、第2四半期よりはペースは鈍化しているものの、グーグルの広告事業が引き続き成長していることを示している

  • クラウドコンピューティングと生産性スイートのコレクションであるGoogle Workspace:
    第3四半期に大幅な成長を遂げたと述べた。同社のデータ管理およびAIスイートであるGoogle Cloud Platformは、同四半期にクラウド部門の成長を上回る成長を遂げたとアシュケナージ氏は付け加えた。

  • ライフサイエンス部門であるベリリーと自動運転車部門であるウェイモを含むアザーベッツ:
    第3四半期の売上高が3億8800万ドルだったと報告した。これは前年同期の2億9700万ドルから増📈
    ウェイモは、 ロサンゼルス、サンフランシスコ、フェニックス、そしてさらに多くの都市にロボタクシーサービスを拡大するために、56億ドルの資金調達ラウンドを完了

  • モバイルカメラと写真を使った同社の画像認識製品「グーグルレンズ」:
    現在、月間200億回以上の視覚検索に使用されている
    同製品は最も急速に成長している検索製品の一つであり、ショッピングにもよく使われている



最高経営責任者(CEO) Sundar Pichai


「全社的な勢いは素晴らしいものです。イノベーションへの取り組み、そしてAIへの長期的な注力と投資が実を結び、当社のAIツールから消費者やパートナーが恩恵を受けています。検索では、当社の新しいAI機能により、人々が検索できる内容や検索方法が拡大しています。クラウドでは、当社のAIソリューションが既存顧客による製品導入の促進、新規顧客の獲得、大型案件の獲得に貢献しています。また、YouTubeの広告および登録料収入の合計額は、過去4四半期で初めて500億ドルを突破しました。当四半期は、収益が大幅に増加し、効率性の向上に向けた継続的な取り組みが利益率の改善につながりました。私は、世界中の消費者、顧客、クリエイターのために、さらなる前進を実現できることを楽しみにしています。」

Photo: Getty Images


財務責任者 ルース・ポラット氏


「グーグルの検索事業は494億ドルの収益を上げた。これは前年比12.3%増で、検索事業は引き続き同社の収益成長に最も大きく貢献している」

「アルファベットはAIを活用してワークフローを効率化し、従業員数と会社の物理的な拠点を管理するという既存のコスト削減努力をさらに進める計画だ」と述べた。

「こうした取り組みを基盤にしながら、どこで作業を加速できるか、また、より魅力的な機会のために資本を解放するために方向転換する必要があるかを評価するつもりだ」と、製薬会社イーライリリーで23年間勤務した後、6月に同社に入社したアシュケナジ氏は述べた

Photo: Wikipedia



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