小学校って楽しいね! ~小1プロブレムなんて心配なくなる4つのポイント~
我が子もいよいよ小学校入学かぁ・・
うれしい気持ちと不安な気持ち、両方の気持ちがあることと思います。
小1プロブレムとか聞くけど・・・。
学校でうまくやっていけるかしら・・?
我が子の小学校入学は、ママにとっても一つの転機。
手がかからなくなってきたような・・・
いや、まだまだ、一人ではできないような・・・
お子さんが「学校、楽しい!」って言ってくれたら最高!
この転機を親子でスムーズに乗りこえ、
お子さんにとっても、ママにとっても
楽しい小学校生活になるようにしたいですね。
ここでは、4月からお子さんが小学校生活をスムーズにスタートし、
「楽しい!!」と元気に学校に通ってくれるようになるために
入学前から少しずつ取り組んでおくと良いことをお伝えしようと思います。
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小1プロブレムが心配なくなるポイント
これまでにお伝えした1つ目と2つ目のポイントは以下の通り。
1 時間の区切りを意識させる。
2 まかせて見守る。やらせて見守る。
今日は、3つ目のポイントです。
3 子に話させる。そして、聞く。
「トイレに行きたいです。」
「プリントがありません。」
「体操服を忘れてしまいました。」などの助けを求めるときや
「先生のお手伝いをしていたから、遅れたんです。」
「僕のことを先にけったのは、○○くんです。」などの
事情や状況を説明するときなど
小学校生活の中で、
先生に何かを伝えなければならない場面がけっこうあります。
授業で答えを発表する場面以外にも、たくさんの話す場面があるのです。
・自分が今、こんなことで困っている
・自分は今、これをしたいと思っている
・自分は今、こんなことを考えた
・実はこのようなことがあったんです
などの内容を
先生に伝えなければ解決できない、
先に進まないという場面がたくさんあります。
”自分の言葉で表現できる”は強い武器!
自分の置かれている状況、状態を説明できること
自分の考えや思いを話したり、意思表示したりできること
これらは、小学校生活だけでなく、よりよく生きていくためにも大切です。
そのために
ものわかりの悪い、不親切な親になりましょう。
「えっ?」と思われるかもしれませんが、
言いたいことは、
お子さんの言いたいことや気持ちを察して先回りしすぎないで!
ということです。
おこさんが「おかあさん、あれ。」と言う。
「何を」「どうして」と言っていないのに、
なんとなく察して動き、物をとってあげるなどしていませんか。
言葉が少なくても、察してもらえる状況が続くと
説明する力がつきません。
子「おかあさん、あれ。」
母「あれって何?何のことをいっているの?」
子「えっ、そこの。」
母「そこのってなあに?」
子「ティッシュ。」
母「ティッシュをどうするの?」
子「ティッシュとって!わかるでしょ。」
母「ちゃんと言わないと分からないわよ。」
このように、察しないでいちいち聞きます。
面倒ですが、効果抜群。話す力がつきます。
お子さんの話し相手は、
いつもお母さんや家族ばかりではありません。
自分の伝えたいことを、相手に、
正しく必要なだけ伝えられる力を育てるには、
日頃から、正しく必要なだけ言う経験を積み重ねるしかないのです。
正しく言うまで聞き返す、
物わかりの悪い親を演じるのは、とても時間がかかり、面倒。
でも、負けないで!!くじけないで!!
じっくりやりとりし、じっくり聞いて下さい。
大丈夫です。
何度も経験するうちに、
「正確に言わないと、分かってもらえないんだ!」とお子さんが気づき、
話し方が上手になっていきます。
聞く時間も短くなっていきます。
泣いているときも、じっくり理由を聞いてあげましょう。
「どうして泣いているの?」と聞いた後、
お子さんがなかなか話し始めないと、
ついつい
「○○君にやられたんでしょ、そうでしょ。全くあの子は・・」
などと言ってしまいがち。
お母さんが先に言ってしまうと、
お子さんは「じゃあ、いいや、それで」と思い、
話すことをやめてしまう時もあります。
これは極端な例ですが、
こんなことありませんか。
お子さんが興奮していたり、泣いているときには、
お子さんの気持ちが落ち着いて、自分で状況を話し始めるまで
ゆっくり待ち、
話し始めたら、じっくり聞いてあげることが大切です。
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小1の我が子と楽しく笑顔で過ごしたい♡♡
我が子の小学校入学は、ママにとっても転機。
お子さんもママにも、この転機をうまく乗りこえて、
毎日笑顔で過ごしてほしい。
お子さんにとって、ママの笑顔が一番のエネルギーですから。
大丈夫。きっと楽しくなります。
次回はポイントの最後4つ目をお伝えします。
お楽しみに。