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生活の建築知識.51

おはようございます。

最近サウナが流行っていますよね。
私ははっきり言って苦手です。
理由はシンプルに暑くて辛いからです。
サウナに限らず長湯も苦手です。
しかし日本人は、どちらも好きな方が多いのではないでしょうか?
調べた訳でもなく、身近な人から聞いた話でしかないのですが、なんとなくそんな印象を持っています。
サウナはホントに全然詳しくないので、間違った情報でしたら申し訳ないのですが、自律神経を整えるのに効果があると言われていますし、入浴も代謝を上げ、老廃物の排出に効果的だと言われます。
しかし一方で、特に冬場の浴室ではお湯と気温の温度差から心筋梗塞などの発生の原因ともなり得る危険性を耳にします。

最近の浴室では採用されることがだいぶ増えましたが、浴室乾燥機を設置すれば暖房機能が付いてますので温度差は緩和出来ます。
また、浴室だけでなく脱衣室も冷えることは想定されますので、そこに暖房器具を設置することも過去にありました。
専門家ではないので、大した情報は持ち合わせていませんが、温度差を解消することは建築分野で改善出来ますので、もし心配だということがありましたらどのように器具を設置すべきかご相談してもらうことが宜しいかと思います。
付け加えて、カビを気にしているのか入浴中に換気扇を回したままの方いらっしゃいませんか?
換気扇を回していると蒸気の排出をしてくれますが、同時に室内の熱も排出します。
さらに空気が常に動きますので、浴室内の水分が蒸気になりやすくなり、気加熱で温度低下にも繋がります。
夏場で温度を下げたい場合は有効ですが、冬場であると悪影響だと思われます。
もちろん入浴後は換気することを推奨しますが、温度差を作らないという観点からは、入浴中の換気扇は停止することをおすすめします。

ちょっとしたことかもしれませんが、健康を維持するための住宅でもありますので、普段から長湯をする方や高齢などで健康に心配がある方は、ちょっとしたことから住まい方を良くする検討をしてみてはいかがでしょうか。

では、また。

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