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ヤンゴンの山猫スト!連帯を!

原文:https://www.iclcit.org/wildcat-strike-at-charis-factory-in-yangon/
原文:https://www.iclcit.org/solidarity-with-striking-workers-at-charis/
原文掲載日:2024年11月29日

(訳註:2つの記事を一つにまとめました。)


ヤンゴンのチャリス工場で山猫スト!

ミャンマー一般労働者連盟(FGWM)の友人達の知らせによると、ヤンゴン(ミャンマー)のチャリス社(Charis Company Ltd)が経営する工場で数百人の労働者が山猫ストに参加した。

労働争議は今も続いており、ICL-CITアジア作業グループも支援を行っている。

ミャンマーのヤンゴン地方にあるマヤ゠セイン゠ヤウン工業地帯にあるチャリス社(株式会社RHEA工房)が経営する工場には500人の労働者がいるが、その内300人以上が11月6日に山猫ストに突入した。工場の労働者は主にワイズ゠ユニコーン゠インダストリアル社向けの彫刻作品を生産している。

ストライキをしている労働者の映像は以下をご覧いただきたい:
https://www.youtube.com/watch?v=Lop5cg9G2AM

闘争の発端は、経営陣がボーナスを支給しなかった(10月21日までに支払われるはずだった)ことだった。第一段階として、一部の労働者が残業を拒否し、10月31日に座り込みを行った。事態が深刻化すると、工場長のワン゠シァオ゠ジュンが2人の女性労働者に暴力を振るった。彼女達の手を掴んで強く押し、転倒させたのである。

11月6日には、350人の労働者が団結して職場を放棄し、労働者に暴行した工場長の解雇を含む17項目の要求リストを経営陣に手渡した。

全ての要求リストは以下をご覧いただきたい:
https://globalmayday.net/wp-content/uploads/2024/11/charis-4.jpeg

僅か1日後、13人の労働者がストライキを扇動したとして解雇された。ストライキ中の労働者は、締め出されて工場敷地前にいる労働者と合流し、13人の労働者の復職を求めて座り込みをした。同日、私服警官が工場敷地内に入り、「交渉に協力」したいと話し、ストライキを止めなければ強制排除すると労働者を脅した。

11月12日、チャリス工場の労働者は支援を求める書簡を国際労働機関(ILO)に提出した。

ワイズ゠ユニコーン゠インダストリアル社は台北に本社を置き、香港と恵州市恵陽区(広東省)にオフィスを構え、米国にもショールームがある。


チャリス工場のストライキ労働者と連帯!

FAUドレスデンの同志達がチャリス工場のストライキ労働者を激励

11月23日、ドレスデン自由労働者組合(FAU)の同志達が年次総会においてチャリス工場で闘う労働者の支援を表明し、ミャンマー一般労働者連盟(FGWM)の友人達を激励した。

ワシントンDCの労働組合オルガナイザーが工場労働者を支援する募金活動を立ち上げた。可能ならば、支援していただきたい。
https://www.gofundme.com/f/support-myanmar-workers-on-strike