活動家がブリストルのエルビット社2拠点を封鎖
原文:https://freedomnews.org.uk/2024/11/12/activists-blockade-two-elbit-sites-in-bristol/
原文掲載日:2024年11月12日
著者:スコット゠ハリス
バンの中のロックオン装置を使い、フィルトンにあるイスラエル兵器企業の研究開発拠点とアズテックウェストの本社のゲートが封鎖された。
パレスチナ゠アクションによれば、活動家が本日、イスラエル最大の兵器企業エルビット゠システムズ社がブリストルで運営する2施設の入り口を封鎖した。活動家達は両施設のゲートを封鎖するのに、バンの中のロックオン装置を使用した。
その1つ、フィルトンの施設は、イングランドで最も新しいエルビット社施設であり、イスラエル最大の兵器企業の研究開発拠点として3500万ポンドを投じて新設された。もう1つはアズテックウェスト600にあるエルビット社本社である。この本社は、エルビット社が英国全土の物流・財務・運用業務を監督するために使っており、英国でイスラエルが行う兵器貿易の重要拠点になっている。
これは、パレスチナ゠アクションのキャンペーンが始まってからこの場所で行われている一連の活動で最新のものである。イスラエルのメディアによれば、エルビット社はイスラエル軍の陸上軍事装備の80%、軍用ドローンを供給しているという。同社は、膨大な数の軍需品やミサイルを供給しており、その中には、最近開発され、ガザで初めて配備された「アイアン゠スティング」や幅広い種類の監視テクノロジーと標的システムなどの兵器も含まれる。
「エルビット社に対する直接行動はこれを打破するために行われる:パレスチナ人に対する植民地暴力と大量虐殺の元凶を標的にし、イスラエルによる日常的虐殺から利益を得ているエルビット社を弱体化させるのである」とパレスチナ゠アクションはプレスリリースで述べている。