ケント州のエルビット封鎖：活動家が英国‐イスラエル間の限定的輸出制限を非難

原文：https://freedomnews.org.uk/2024/09/09/kent-elbit-blockade-activists-denounce-limited-uk-israel-export-ban/
原文掲載日：2024年9月9日
著者：スコット゠ハリス

パレスチナ゠アクションによれば、活動家達が今朝、ケント州にあるインストロ゠プレシジョン゠エルビット社工場を再び封鎖し、車両で入口を塞ぎ、セキュリティボックスやディスカバリー゠パーク゠ハウスによじ登った。この工場は、イスラエル軍向けに照準器や目標捕捉装置を製造しており、6月にも侵入され、被害を受けていた。

サンドウィッチの「ディスカバリー゠パーク」にあるこの施設は、イスラエルに照準器と目標補足装置を定期的に輸出し、5年間で少なくとも50件の輸出ライセンスが承認されている。同グループによれば、インストロ社の兵器製品は「歩兵部隊と特殊作戦部隊の射撃手」が使用しており、そこには、ガザの地上作戦を行っている者も含まれている。

インストロ社はイスラエルのスカイラーク無人航空機や「ハンターキラー能力」を持つ地上車両に装備される目標補足装置も製造している。こうした製品全ては、インストロ社の数十種類の「ML5」カテゴリー輸出品に含まれる可能性がある。

封鎖者達は、政府がイスラエルへの兵器輸出を限定的に禁じたことに満足してはいなかった。グループのスポークスマンによれば、「英国は武器輸出ライセンスの92％を継続承認し、イスラエルの兵器工場が英国中で操業を継続することを許可した。」

このグループは、エルビット゠システムズ社が「英国で操業できなくなる」まで直接行動を続けると誓約し、ガザでの「大量虐殺を阻止しようとして拘束されている政治囚」16人にも言及した。