1000人の労働組合員が4カ所の兵器工場を閉鎖
原文:https://freedomnews.org.uk/2023/12/08/four-arms-factories-shut-down-by-1000-trade-unionists/
原文掲載日:2023年12月8日
1000人以上の労働者と労働組合員が「パレスチナ解放を求める労働者」の旗の下、イングランドとスコットランドにある4カ所の兵器工場を封鎖した。
600人以上の労働組合員がボーンマスの兵器工場を、数百人がブライトン・ランカシャー・グラスゴーの兵器工場を操業停止にした。こうした兵器工場は、イスラエルが現在ガザを爆撃する際に使っている世界最新鋭のF-35ステルス戦闘機の部品を製造している。
この行動に参加したUnite・UNISON・GMB・NEU・BMA・UCU・BECTU・BFAWUなど様々な労働組合に加入している医療労働者・教員・接客労働者・学者・アーティストなどは、英国政府にイスラエルへの武器供与を止め、恒久的停戦を支援するよう要求している。「パレスチナ解放を求める医療労働者」を代表して発言したメッシュ医師は次のように述べていた:
「パレスチナ解放を求める労働者」は戦術をエスカレートさせ、英国の様々な場所で一度に4つの工場を標的にし、先例のない数の人々が英国でのイスラエル向け兵器製造の妨害に参加している。こうした封鎖行動は、今日行われたイスラエルへの兵器流入を妨害する国際協調行動の一環で、フランス・デンマーク・オランダの労働者もイスラエル軍への兵器供給工場を本日操業停止にさせた。
リシ゠スナクとキア゠スターマーは、世論調査で英国民の大多数が停戦を支持しているにも関わらず、今週激しい爆撃が再開された(国連が、ガザの民衆に「安全な場所はどこにもない」と述べた)後も、恒久的停戦を指示する呼び掛けを拒絶し続けている。
イスラエルとの兵器貿易を停止させるための争議行動と市民的不服従を呼び掛けているパレスチナ人労働組合の連合「パレスチナの労働者」は、この封鎖行動に対して以下の声明を発表した: