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ビーグル号、上陸

原文:https://freedomnews.org.uk/2021/08/04/the-beagle-has-landed/
原文掲載日:2021年8月4日
著者:ビル゠スティッカーズ

英国の研究所では毎年4000頭以上の犬が殺されている。大抵、長期にわたり苦痛を伴う毒性学実験を終えた後でのことだ。こうした犬の内、2000頭は、工業部門も持つ複合企業 Marshall Bio Resources(MBR)社(ケンブリッジシャー州)で繁殖させられている。この企業は、一度も日の光に当てずにビーグル犬を育て、16週齢になるとビーグル犬を様々な実験室に送る。ほとんどのビーグル犬が送られるのが、近郊にある Covance 社である。この会社の以前の名称は、悪名高き Huntingdon Life Sciences 社だった。

この施設に反対する長期的キャンペーンは、直接行動へ移行し、現地の外にキャンプを設営した。我々「フリーダム」は活動家の一人に話を聞いた。

「18カ月間、とても小さなキャンペーンだったのですが、ビーグル犬をライトバンに積み込んでいる映像を内密に手に入れ、『ミラー』紙で特集してもらいました。『キャンプ゠ビーグル』が生まれたのは、二人の女性が車に泊まり込んでからです。『キャンプ゠ビーグル』はどんどん大きくなっています。私達がここに来てから、彼等は犬を全く運び出せなくなっています。」

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「MBRビーグルを解放しろ」は、30日間にわたりビーグル犬の輸送を阻み、道端にいる人々は増え続けている。日曜日(8月1日)には、企業ゲートの外に300人が結集し、2時間にわたって労働者を中に入れないようにした。二人が逮捕され、警官はペッパースプレーを使った。「驚きました。本物の怒りのエネルギーでした。私達はこの場所を閉鎖に追い込もうと決心しました。」

ハンティンドンと周辺地域は、英国バイオリサーチの中心地であり、動物権利擁護運動に対する国家の戦争の中心地である。膨大な弾圧が行われている。覆面捜査官が潜入し、全面的禁止命令が出され、活動家に共同謀議容疑で長期の実刑判決が下されている。しかし、この新たな展開は、動物解放闘争が上手くいっていることを示しているのだ!

支援方法の詳細については、「キャンプ゠ビーグル」と「MBRビーグルを解放せよ」のウェブサイトをチェックしてほしい。

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