陶酔
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中学校を卒業して高校に無事入学した私。
そんな私は高校生になって変わった部分があった。
なぜか人見知りの性質が薄くなった。
日本語が変なことは分かっている。
こうなんというのだろう。
中学生の自然と注目されないように下を向くあの頃の自分の面影が薄くなっていたのだ。
だから自然とこういう変な日本語表現になってしまったのだ。
これは決して自分にとってはマイナスなことでは決してない。
現に中学校で一緒だったけどあまり話したことがなかったクラスメートと仲良くなり友人が増えた。
ただそれでも彼女と話すことは多くはなかった。
相も変わらずわちゃわちゃ友人たちと楽しくやってるなぁ。と感じた。
彼女は学園祭やら体育祭やらの行事や学年のイベントにもしっかり力をいれて活動する。今思えば中学校もそうだった。大きい小さいの出来事に関わらずだ。
今なら彼女の真の心理が少しはわかるが当時の私にはただただ眩しくも温かみのある彼女に尊敬しかなかった。
ただ同時になぜか自分は嫌われているだろうと思うようになった。
特に話したくないとか嫌いだという思いは私にはなかったが、現に話すときは話すがこう彼女が私に向ける目線が怖いなと感じることがあったからだ。
何か言われた訳じゃないがなぜか当時の私はそう感じた。
自分も色々と多くの人との出会いが楽しかった分そこまで彼女の目線の怖さが気にならなくなった。
ただまぁ、自分のことは嫌いなんだろうなと思いながら、月日は三年生の卒業を迎えた。
お互いに進路は違ったがSNSで近況は知っていた。
そんな日々を過ごす内にこれまた私の中で変なことが起きた。
高校時代そこまで深く話したことがないクラスメートと急に友達になれたのだ。ただいつどうやってというのを刻銘に覚えていないのだ。
しかし、ここで三度、彼女がトリガーだったことだけは覚えている。
人は不思議な縁で繋がっているというが本当にそうなんだなと実感する。
所詮高校の人間関係なんて卒業すればあまりを意味をもたず、希薄になっていく。それは年月を重ねれば重ねるほど。
ただそんな希薄さを埋めてくれたのはまごうことなき彼女のおかげで自分はこれまた大切な友人が作れたのだ。
同時にそこから彼女と遊ぶことも増えた。
そんな折、彼女と遊んでいるときにふと高校時代自分を嫌っていたことを聞いたことがあった。
そしたらこう返ってきたんだよ。
「私が嫌われてると思ってた」って。
中学校や高校の自分に言うぞ。
彼女は
真面目に物事に実直にバカみたいに努力をする。
ノリも素敵でなんだかんだ付き合ってくれる。
誰よりも周りを見て人に気遣い行動する。
笑顔も相変わらずかわいい。
ただ聞くんじゃなく相手の目を見て聞くこと。
自分より相手を優先すること。
もう一回言おうか???(笑)
自分にとって大切な人の一人になったからこそ偽りなく言える。
なんならもっと言える。
本当に。
けど本人の前で言うのは癪だから言いません。
けれどここで最後の逆接詞を使わせてほしい。
自分が彼女のことをより深く知るある出来事があったのだ。
当時の彼女的にはマイナスかもしれないけど自分としては彼女のコアを垣間見えた瞬間だったのだ。
ある日、何気なくSNSを見ていると彼女のつぶやき。
そこには彼女の心の辛さを呟いた言葉が乱雑に並べられていた。
というのも人間なら辛さを述べるのが当たり前なくらい皆口を突き話し始める。
けれど、彼女の口からも周りからも彼女から辛さを述べたことを聞いたことがなかったからだ。しかも心の辛さであれば尚更、口が堅くなる。
気付いたらメッセージを送っていた。
自分のメッセージが来たところで対した効力をもたないことは承知の上だが気が気じゃなかった。
なぜなら自分にも周りにも真摯な彼女が絞り出した辛さの言葉が他人事じゃないと思ったからだ。
たぶん、周りも私が先ほど彼女に思う素晴らしい点を述べると思う。
ただここからは私自身が彼女と接しているうえで感じる一つ意見なのだが
逆にそんな魅力が彼女自身をがんじがらめにしてしまってはいないのだろうか?
もちろん自身もポジティブな思いを抱え様々な出来事に取り組んでいるとは思う。
ただ、やるからにはという気持ちや周りへの視線を敏感に感じる彼女だからこそ気が乗らないものでも彼女だからお願いしてるのなんて言われたら1%の行動の気力しかなくても彼女は動いてしまいそうなのだ。
しかもあまり彼女はメンタル部分を話はしない。
正直私もあまり話さない。
怖くて話せないし、なんというか周りが嫌いだから話さないとかではないけれど、ここで一歩話せる人と話せない人が自分にはいる。
少なくとも自分の一番薄暗いコアを知っている人達は仮に自分の事が嫌いになられても私は好きだと言い続ける。
もちろん彼女もね。
実のところ私自身も周りも彼女の事を知ってそうで知らない部分があるんだなと感じた。
ただし重度の天邪鬼代表の私からすればなんでも「うんうんそうだね。大変だったんだね。」と情けや憐れみをかけない。
なぜなら彼女は周りも自分も苦労している存在であることは周知の通りだし、その分、人とは違う思いや感情を持っているのだって分かっている。どうしたらいいかなんて本当は答えなんてなんとなくは分かっているけど、勇気が出ないのだ。自分を相手を好きであり嫌いな彼女だからこそ私はより彼女がより好きになった。
時間が解決してくれることなんてそんなの知ってる。
けど無理なんだよね。
頼む皆
理解しろとは言わないただ知ってほしい。
いっつも彼女と喋る時はこんな堅苦しい喋りなんて一回もしないのになんか今回は真面目になってしまいました(笑)
とりあえず日向坂46の高本彩花にずっーと似てると言っているネタをブログにぶち込み、タイトルを【日向坂のメンバーに似ている友人がいる】とかで作ろうとしたり、
彼女より彼女のお母さんの事の方が私は大好きなのでそれのことについて触れようかと思ったり(この回すら読んでいる可能性がありそう(笑))それなら、大好きアピールしとけば良かったな。
けどいざ打ち始めたら自分でも驚くくらいきちんと目を見ながら話す彼女自身を書いていましたね。
ただ真面目は自分に合わないので最後にオチを考えたのですが思いつかないので、とりあえず今度デートすべ。
※やっぱり金木犀は液体のりの匂いするよ。
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