スワンプマンって知ってる?
スワンプマンをご存じでしょうか?
こちらの攻撃力1800守備力1000の鏡像のスワンプマンを思い出したでしょうか?
はたまた・・・
バイオハザードの敵キャラのスワンプマンを想像しましたかね?
あぁ、確かにスワンプマンって言われたらそれらを思い浮かんだ方もいれば、それすら知らないという方もいると思います。
そもそもスワンプマンという話題を筆者が切り出したのはある動画がきっかけです。
私が個人的に好きな実況者の方のホラーゲーム「オイクメネ」という動画でスワンプマンの話題に触れる場面があり、個人的に気になり調べた次第です。
ホラーゲームではありますが、怖さは控えめでストーリー展開が面白く、攻略自体も難易度が高いので飽きずに見れますよ!
話が脱線したので基に戻しましょう。
スワンプマンとは?
結論から言うと
スワンプマンとは
1987年にアメリカの哲学者ドナルド・デイヴィッドソンによって提唱された「自分自身(アイデンティティ)」について考える思考実験のことです。
実験内容
ある男がハイキングに出かけたところ、沼の傍で雷に打たれて死んでしまいました。
その時、雷が化学反応を起こし、沼の泥から死んだ男と全く同じ見た目で、同じ記憶をもつ存在が生まれます。
この存在を、仮にスワンプマン(泥男)と呼びましょう。(※先程バイオハザードで出したスワンプマンも沼地から出現したことでそう敬称されています)
スワンプマンは脳や心の状態も死んだ男と変わらないため記憶や知識、感性も全く同じであり、趣味嗜好や癖、体質まで、スワンプマンと死んだ男と違うところは何一つありません。
スワンプマンは死んだ男と同じ自我と記憶を持っているため、「自分は雷にあたったが奇跡的に生きていた」と認識しています。
ではこの場合、スワンプマンは死んだ男と同一人物と言えるのか?
死んだ男とスワンプマンが入れ替わり生活をしていても、周囲にはバレず、スワンプマンすらも自分が泥から生まれたことに気が付いてません。
スワンプマンと死んだ男が別の人間だというのなら、何がどう違うのか、あなたは説明できますかというものです。
みなさんはどう思いましたか?
自身に置き換えて考えてみると想像しやすいかもしれません。
この思考実験に様々な考え方がありますがスワンプマンと死んだ男が同一なのかどうかが疑問点となります。
次回はその疑問点のいくつかの考えをお話していきます。