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『寝なくても平気な人』がうらやましくてしょうがない話
「寝なくても平気」な人がうらやましい。
徹夜をした翌日でも元気な人
お酒をいくら飲んでも酔わない人
仕事や遊びを何時間でも休憩無しで続けられる人
↑こういった「とにかく体が丈夫な人」、あなたの友人や会社の同僚にもいるのではないでしょうか?
「体が丈夫な人」は学生生活や社会人生活など、人生のどんな場面でも有利なことが多いです。うらやましすぎる…
しかし、そんな体が丈夫な人たちにも『大きなデメリット』が存在するようです。
この記事では「私が“寝なくても平気な人がうらやましい”と感じる理由」や「体が丈夫な人にもデメリットがある」ことについて解説します。
『毎日ちゃんと寝ないと体調が悪くなる人』はちょっと読んでみてください。
「体が丈夫な人」に憧れている人は意外と多い
こんにちは、安心院バクです。30歳無職の実家暮らしです。
毎日ヒマな私は「無職のリアルな日常」や「社会不適合者あるある」をツイッターに投稿するのが日課になっています。
そして先日、↓こちらのツイートをしたら多くの反応をいただけました。
『とにかく体が丈夫な人』がうらやましくてしょうがない。
— 安眠するバク (@bakunojob) February 11, 2023
・寝なくても平気
・徹夜した翌日でも元気
・いくらでもアルコールを飲める
・大食いしても気持ち悪くならない
・何時間座ってても腰が痛くならない
・30歳過ぎたけど何も衰えてない
この辺の人たち、特に社会人生活において有利すぎる。
「体が丈夫な人がうらやましい」というツイートをしたところ『約300RT、1500いいね』をいただけました。ありがとうございます。
どうやら同じような考えを持っている人が数多くいるようですね…
今回はこちらのツイートについて深堀りしてみようと思います。
「体が丈夫な人」がうらやましい…
![](https://assets.st-note.com/img/1677370548323-sOa08gsEOf.jpg?width=1200)
「昨日は3時間しか寝てないわ〜」
「昨日はオールしたからマジ眠い〜」
といった「寝てない自慢」をしたことがある人、結構多いのではないでしょうか?
「テストの前日に徹夜で勉強する」というのは学生時代ならよくあることですよね。
また、社会人になってから「朝まで飲み明かす」「徹夜で資料を作る」といった経験をした人もいると思います。
そして、私はこういう人たちを見ると、いつも思うことがあります…
君たち、なんで寝なくても平気なの?????
寝なくても平気
徹夜した翌日でも元気
アルコールを大量に飲んでも酔わない
大食いをしても気持ち悪くならない
何時間座ってても腰が痛くならない
何時間でも疲れることなく遊び続けられる
↑こういった人たちに対して、私は昔から憧れと怨念の気持ちがあります。
私は学生時代から長時間寝ないと体調が悪くなる「ロングスリーパー」です。
世の中には3時間寝るだけで1日元気に過ごせる「ショートスリーパー」もいるようですが…
私の場合はまったくの逆です。毎日9時間以上は寝ないと体調が悪くなります。
そのため、徹夜で勉強した翌日は高確率で風邪をひきます。
朝まで飲み明かした翌日は1日中気持ち悪くてダウンしています。
「世の中には寝なくても平気な人がいるのに…寝ないとダメな人もいるなんて不公平だろ…」と私は感じてしまいます。
体が丈夫な人のメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1677370482262-hsy4IqZq5E.jpg?width=1200)
体が丈夫・寝なくても平気な人のメリットは、強いことです。何もかも強い!
睡眠時間が短くても平気な人は勉強・仕事・人生のあらゆる場面において有利です。
特に、社会人生活において「体が丈夫な人」は相当有利に立ち回ることができるでしょう。
体が丈夫で疲れないからより多くの仕事をこなせるし、いつも元気だから周囲からの信頼も得られます。
そのため、会社では出世をするほど「体が丈夫な人」の割合が多くなっていきます。弱い人は“沙汰”されていくわけですね。
ここで仮に、あなたは数名の部下を抱える上司だとしましょう。
金曜日の仕事終わり、部署のメンバーが参加する飲み会が開催されるとします。その飲み会にいるのは…
飲み会中もずーっと元気で楽しく場を盛り上げて、3次会のカラオケまで付き合ってくれる部下
飲み会が始まった時点でもう疲れてて覇気が無くて、1次会でさっさと帰っちゃう部下
どちらの部下の方が「仕事を任せられる」と感じますか?
当然、1番の部下の方が目に留まりやすいし、面倒を見てあげたくなるはずです。
(ちなみに、社会人時代の私は当然2番のような人間でした。当然ね)
フィジカル(体の強さ・身体能力)はその人の性格や人柄にも大きく影響します。
「フィジカルが強い人」は勉強や仕事だけでなく、人間関係においても有利だと言えるでしょう。
おそらく、フィジカルが強い人は『人類がマンモスを狩っていた時代』から頼りにされたでしょうね…
原始時代も令和の時代も、結局「体が丈夫な人」の方が有利なんでしょうね…
体が丈夫な人がうらやましいのは「格差を感じるから」
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『体が丈夫な人がうらやましいなら、今から体を鍛えて強くすればいいじゃん。もっと努力しろよ!』
と思われるかもしれませんが、違うんですよ。
私が体を鍛えたところで、この「うらやましい」という感情は消えなと思います。
勉強する時間を増やすために睡眠時間を短くする努力をした人
飲み会を楽しく過ごすためにアルコールをたくさん飲む努力をした人
そんな努力を重ねている人も、世の中に多少はいるかもしれません。
しかし、体が丈夫な人たちの多くは『生まれつき平気な体質』だと思います。
生まれつき寝なくても平気な体質の人
生まれつきアルコールをガブガブ飲める体質の人
生まれつき体が丈夫で、何時間でも元気に活動できる体質の人
こんな人たちを見ると、私はいつも思います…
『私は一生懸命努力してやっと“人並み”なのに、なぜこの人たちは生まれつき“平気な体質”なのか…』
そんな嫉妬する気持ちばかりが膨らんできます。
「体が丈夫な人」にも実はデメリットがある
![](https://assets.st-note.com/img/1677370673502-HIBcxDipd9.jpg?width=1200)
『体が丈夫な人がうらやましい…寝なくても平気な体がほしい…』
と思っていたのですが、その後ネットでいろいろと調べてみたところ「体が丈夫な人」にもいくつかデメリットはあるようです。
体が丈夫な人のデメリット、それは早死にする可能性が高いことです。
体が丈夫な人やショートスリーパーについて調べてみたところ、
ショートスリーパーは遺伝子的に眠らなくても平気な体質なので、早死にすることはない。
しかし、実はショートスリーパーではなく「ただ単純に睡眠時間を削っているだけの人」が意外と多い。
ショートスリーパーではない人が睡眠時間を削ると、健康へのリスクが高まってしまう。
多くの場合、睡眠時間が足りない人は肥満・高血圧・脳卒中などの病気になりやすい。
といった情報が出てきました。
どうやら遺伝子レベルで寝なくても平気な「本物のショートスリーパー」なら早死にすることは少ないようです。
しかし、世の中には「ショートスリーパーではないのに無理をしてる人」が数多く存在しており、この人たちが睡眠時間を削ってしまうと大変なことになるみたいですね。
ここで、とある有名なエピソードを紹介しましょう。
『死ぬ気でやれよ、死なねぇから』という名言があります。
(私のような)常にやる気がない・何事も本気になれない人間には刺さる言葉ですよね。
この言葉の元ネタは「杉村太郎」氏という実業家の名言だと言われています。「日本初の英語コーチングスクール」を作った人として有名です。
そんな杉村太郎氏ですが、実は47歳という若さで亡くなっています。
おそらくこの人も「寝なくても平気なタイプの人」だったのでしょう。実業家として毎晩遅くまで働き続けていたことは簡単に想像できます。
もしかすると、40代という若さで亡くなってしまったのは「働きすぎ」が原因…なのかもしれません。
また、ゲゲゲの鬼太郎の作者として有名な「水木しげる」氏に関しても有名な話があります。
漫画家といえば激務なことで有名です。締め切りに追われて、徹夜で原稿を仕上げるようなことも日常茶飯事でしょう。
しかし、水木しげる氏は毎日必ず9〜10時間は睡眠をとっていたらしいです。
「人は寝ることによって病が治る」
「睡眠力が幸福力につながる」
などなど、彼は睡眠の重要性を十分に理解していたようです。
そして、若くして亡くなってしまう漫画家が多い中、水木しげる氏は“93歳”という長寿をまっとうしました。
「寝なくても平気な人」「体が丈夫で何時間でも働ける人」は一見うらやましく思えます。
しかし、もしかすると、そういった人たちは寿命を前借りしてるだけなのかもしれません。
【結論】『長時間寝ないとダメな人』にもメリットはあります!
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「寝なくても平気な人がうらやましい…自分は長時間寝ないとダメな体質なのに…」
と思うかもしれませんが、『長時間寝ないとダメな人』にも実はメリットがあります。
それは、夜更かしができないから規則正しい生活を送りやすいことです。
「寝なくても平気な人」は夜更かしができます、できちゃいます。なので睡眠時間を削りながら何時間でも働けます。
しかし、睡眠時間を削ることはいわば『寿命の前借り』です。
本人は「寝なくても全然平気!」と感じていても、気づかないうちに「体へのダメージ」は蓄積されていくでしょう。
一方、「寝ないとダメな人」は夜更かしができません。徹夜した次の日は1日中ダウンしちゃいますからね。
そのため、毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる習慣を身につけることができます。
「無理せず一定のリズムで日々を過ごす能力」は体が丈夫じゃない人の方が高いでしょう。
寝ないとダメな人は「健康意識が高く自分の体を大切にしている人」が多いはずです。
また、夜更かしができないから「計画的に行動する習慣」も実行しやすいでしょう。
「締切に間に合わないから徹夜で仕上げる!」なんてことはしたくないですからね。
計画的に、余裕を持って行動できることも「寝ないとダメな人のメリット」と言えるのではないでしょうか?
結局、「ショートスリーパー」も「ロングスリーパー」も一番大切なのは自分に合ったライフスタイルを見つけて日々実行することです。
特に長時間寝ないとダメな「ロングスリーパー」は、規則正しい生活を送り続けるように心がけましょう。
さいごに、そもそも「長時間寝てもスッキリしない・疲れがとれない」という人は睡眠の質が悪いのかもしれません。
朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセット
毎日の食生活と栄養バランスに気を使う
夜寝る前は湯船でしっかり体を温める
寝る直前はスマホを見ない
といった「睡眠の質を上げる対策」を、まずは1つでもいいので実行してみましょう。
実際、私も朝起きてすぐに日光を浴びるようにしてからは睡眠の質が良くなったと感じています。
「寝ないとダメな人」が「寝なくても平気な人たち」とまともに戦っても、勝てません!
だからこそ、よく寝る!夜ふかしはしない!規則正しい生活をする!
「健康的に生き残る」ことこそが、私たち『ロングスリーパー』ができる“最大の反逆”です。
【おわりに】
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