Baku Furukawa

麦と書いてばくと読みます。音楽をやっています。歌とギターと管楽器。ソロ、ceroサポートなど。最近海の近くに引っ越しました!

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最近の記事

Xìn 手紙の話

「Xìn」リリースから一年経ちました。おかげさまでいろんなところで聴いてもらえて、またそこから色々なキッカケをもらえるようになった大切なアルバムとなりました。改めて制作に携わってくれた人たちに感謝です。最近レコード化した「far/close」もそうですが、末永く聴けるものになってると思うので、まだまだ是非聴いていただけたら幸いです! https://friendship.lnk.to/Xin 「Xìn」のテーマには「信」=中国語で手紙の意味があると色々な場で説明してきたので

    • 「女の子たち 風船爆弾をつくる」

      先日6/19、銀座・王子ホールにて音楽朗読劇「女の子たち 風船爆弾をつくる」に参加させていただきました。観劇された方どうもありがとうございました! 脚本は小林エリカさん、企画・選曲は寺尾紗穂さんと小林エリカさん。共演は寺尾紗穂さん、浮さん、角銅真実さん。 小林エリカさんの脚本は、実際女学校の生徒たちによって作られていた風船爆弾を題材に戦時中の色々な歴史資料やインタビューなどのディテールから、優しい眼差しで一人一人の女の子たちの一つ一つの気持ちを丹念に抽出していく、そしてそ

      • 舞台「血の婚礼」音楽について

        いよいよ来週9/15(木)から、音楽と演奏で関わらせていただいている舞台「血の婚礼」が渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて始まります! 毎日稽古に通って、そのたびにどんどん高まっていく役者さんたちの熱量、洗練されてく演出に負けまいと、演奏陣もがんばってます。 先日、もしもの時のための音楽レコーディングを行ったのですが、後半の音楽だけ全然感じ方が違って何かもの足りなく感じてしまいました。 きっと役者さんたちの演技が「歌」として核にあって、そこに自分たちは音楽をつけていて

        • Baku Furukawa "Xìn" Release Tour 2022

          大分遅くなりましたが、「Xìn」リリースツアーどうもありがとうございました!! 7/6の"Xìn"リリースから一月ちょっと、7/14二宮Boulangerie Yamashitaさんから始まり、8/2コットンクラブ東京でのレコ発から間髪入れずの遠征、おかげさまで無事全行程終えることが出来ました。今のご時世、どこかで中止にするか延期にするか考えなくてはいけないかな…と覚悟していたし、お盆だし、台風だしで懸念事項の多い旅でしたが、蓋を開けてみれば各回本当に充実した内容でライブが

          Xìnに向けて③

          過去の投稿はこちらから→Xìnに向けて①、Xìnに向けて② いよいよ来週7/6にリリース予定の”Xìn”、今日はアルバムタイトルの経緯、参加ミュージシャンなどご紹介します。 【タイトルについて】 「Xìn」(シン)ー中国語で「信」、手紙、信じること、消息などの意味を持つ。 2020年からのコロナ禍で作ってきた曲たちと、それ以前から演奏してきた曲たちを新しいアレンジを施して収録しています。なので録音時期も演奏者も多種多様で、自粛期間にそれぞれの部屋で録音したものや、スタジオ

          Xìnに向けて③

          Xìnに向けて②

          Xinに向けて①はこちら 7/6リリース予定の「Xìn」アルバムジャケット公開! 古川麦 Baku Furukawa 3rd Album “Xìn” 2022. 7. 6. CD & Digital release 収録曲 Angel Ritual Weep Why feat. Manami Kakudo 雪 Vacilando 灯火(Xìn mix) 見つからなかった(Xìn mix) Town of Light feat.曾稔文(Xìn mix)

          Xìnに向けて②

          Travelogue Song ~旅の記憶から歌をつくる

          先日、自分の母校であるICU高校に久しぶりに行ってきました。マルチイベントという、外部から色々講師を呼んで、普段は学べない分野のことについて専門家から講義を受けたり体験学習をするというもので、僕は「Travelogue Song ~旅の記憶から歌をつくる」と銘打って自己紹介的な演奏と曲作りワークショップをしました。ワークショップとか普段全然やってないから正直ひやひやものでしたが、蓋を開けてみると参加してくれた生徒さんみんなとっても熱心で、別に自分が何かしなくとも自然とやりたい

          Travelogue Song ~旅の記憶から歌をつくる

          「Xìn」に向けて①

          完全に前後してしまってますが、来月7月6日にいよいよ自分の3rdアルバム「Xìn」(シンと読みます)が配信とCDとでリリースとなりました! 長らく時間がかっかってしまいましたが、色んな方々のお陰でようやくここまで辿り着きました。あと少し。 少し前からポツポツと5/18に「Ritual」、先週6/8には「Vacilando」をFRIENDSHIP.さんの協力の元先行配信リリースしました。 今回はこのシングルについて、少しセルフライナー的に書きます。アルバム全体については、また別

          「Xìn」に向けて①

          8/2コットンクラブ!

          来たる8月2日に念願のコットンクラブ東京にて新しいアルバムのリリース記念ライブをさせていただきます!本当に本当に嬉しいライブです。そして、本日からweb予約が開始されました!🎉 開催にあたって経緯を少し… 時は写真の2017年にモーションブルー横浜で行ったライブまで遡ります。その時はどこかで自分の音楽を聞いてくれたブッキングの方から突然お誘いいただいて、恐縮しながらなんとか形になるようにと、ゲストに小田朋美さんらを迎えておかげさまで賑々しく開催することができました。その時来

          8/2コットンクラブ!

          for SARA

          「まっさらとは何なのか、原点に立ち返ることなのか、原点とは何なのか…」 と、以前ライブ告知の投稿で自問し、その後も思い悩む日々を送っていましたが、そのライブ「solo live for “SARA”」が先日代々木上原hako galleryにて開催され、無事盛況のうちに終わることができました。雨の中来てくださった方々、協力してくれた方々に心からの感謝を。 結果として、自分の原点に立ち返ろうと言いながら新しい曲をやってみたり、新しい楽器やエフェクターを使ってみたり、主催してく

          鶯と湯川潮音

          先日は湯川潮音さんのリリース記念ライブ、町田の簗田寺というお寺さんで行いました。お越しくださった方どうもありがとうございました! 会場の簗田寺は町田からさらにバスで20分かかり、正直会場遠いな~、なんでここにしたんだろう、とか思っていたけど(すいません)、境内に入った瞬間気持ちの良い空間と緑が広がって、しきりにさえずる鶯の声もまた異郷感を漂わせていて、特別な会にはこれ以上ないうってつけの場所でした。 潮音さんは17歳から歌い続けて今年で20周年、演奏する曲たちもその年月愛さ

          鶯と湯川潮音

          noteはじめました。森道市場のことなど

          最近長文を書くことが多くなってきたので、この機会にnote始めました。つらつらと思ったことなど書いていきたいと思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。 昨日は蒲郡で行われた「森道市場」という野外フェスに、サポートで参加しているceroチームで久しぶりに遠征しました。遠征自体が久しぶり過ぎて現地に到着してもフワフワした気持ち、引きこもっていた時とあまりにも違うたくさんの人で賑わう「いつものフェス会場」が何だか夢の世界にいるような気持ちでしばし佇んでましたが、ステージから

          noteはじめました。森道市場のことなど