2023/01/03 みそいっぱいかった
今日は7時におきた。今日の予定は名古屋城を見て、新幹線で東京に戻るつもりでいる。
まずは東横INNにて朝ご飯だ。ロビーに降り立ち、お正月らしく海老が茹でられたやつがあった。これは良さそうだと思ったが、おかずの列に人が溢れていたのでまずはコーヒーだけをもって席で飲む。これはコーヒーである。うまい。温かいコーヒーは美味しい。そんなにうまくないけどうまい。
おかずゾーンへ行った。海老は売り切れていた。その後、復活することはなかった。海老を食べそびれた。残念。
部屋に戻って10時ころに出発する。ホテルから徒歩15分ほどで城に着く。昨日は武将さまによって入ることがはばかられた名古屋城だ。
名古屋城の面白いポイントは観光特化型のお城である点だ。公園内に入ってからきしめん屋や屋台、お土産屋といったお店が並ぶ。これまでに様々なお城にお邪魔したが、多くのお城では入場料を払った後に売店があることは少ない。
お金を使う機会が多いお城であった。また、大道芸人さんがバルーンアートなどの芸を披露していた。
やはりここは織田信長のお城、楽市楽座、経済にも良い影響を与えるべきだという考えなのだろう。んなわけない。
現在、名古屋城の天守閣は耐震性の問題により、入場できない状況が続いている。この度も当然、本丸は見上げるにとどまった。となると、広い公園を歩いているようなもんで対してアクティビティと感じられない。信長様にはお詫び申し上げたい。
名古屋城駅から地下鉄に乗って熱田神宮西駅へ。なんだかよく知らないが、パワーがとんでもない神社だそうな。ウーバーやらで走っていると車に熱田神宮のステッカーが貼られているのをよく見る。気がする。
その熱田神宮だ。人出はとんでもなかった。神社の中から外から人があふれかえっており、身動きが取れないほどであった。昨日と同様。ここまでやってきて帰った者がいると神にばれた場合、とんでもない目にあうだろう。
帰り道にバナナの皮、ガム、犬のウンチが落ちすぎて愛の踏み場がないほどになるだろう。それは嫌である。
なんとか人々の中を歩いてお参りした。ふとなんとなく、この熱田神宮に来ている人々のSNSを見たくなった。Xにて熱田神宮と検索してみた。どうやら1/1の早朝に集団での暴力事件があったらしい。こわい!神様は本当にいるのだろうか。
人間の数が多すぎて特に面白いことは無かった。流れに身を任せているだけで外に出ていた。そういえば、ここらへんではたと気づいたのであるが、最近の女性のファッションでB-3フライトジャケットが流行っているなと気づいた。
こうみえて私は大学生時代にフライトジャケット(ボンバージャケット)にはまった時期があった。はまったと言ってもめちゃんこ高いので購入はなかなかできなかった。一時期調べ上げていた私としてはフライトジャケットブームは嬉しい限りだ。
B-3といえば分厚いムートンで、フライトジャケットの中でも最もごつい見た目だ。戦闘機内はたいへん冷え込む。当時は今のような化学繊維やエアコンは発達していない。そんな中で暖をとるには分厚い生地のジャケットが必要だ。B-3は-30℃~-10℃の極寒で使われるものだ。それを気温10℃ほどの中で着るにはあまりにオーバースペック。暑すぎる。
それを女の子たちが着て歩いている。見た限りどうやらニセモノ、安物である。B-3というにはあまりに貧弱。しかし本物のB-3は全然かわいくない。ニセモノの方が可愛らしさ、女性の力強さを演出できるということだろう。
ちなみにフライトジャケットブームが数十年前にあった。数年前、MA-1ブームが来た時におじさんたちが倉庫から引っ張り出して着ていたというのも今では懐かしい思い出である。
さらにフライトジャケットと聞くと、映画「トップガン」でトム・クルーズが着ていたのが印象的だ。あれはG-1というジャケットでおよそ首を温められるとは思えない襟のファーがかわいくてよい。
フライトジャケット入門者にはファーの無いA-2の方がシンプルな革ジャンで普段着にもできる。おすすめである。
いろいろと言ったが、私は大学生の時に中古でボロボロのものを買ってはみたが、革ジャンを着ることがなんだか恥ずかしすぎて、少し部屋に飾ってから捨てた。
ということで、女性ファッションにB-3ブームが着ているという最新トレンドを熱田神宮で確認することができた。
その後は十数分歩いて、イオンモールへ向かった。イオンモールで名古屋名物の食品を買い込んだ。なかでも昨日も言ったが名古屋の卓上味噌「つけてみそかけてみそ」を大量に買った。これがうまいのだ。
甘みは強いがそれで覆いかぶせ切れていない塩気の強さ。これだけでキャベツやキュウリ、煮ただけのこんにゃく、なんにでもあいそうだ。まだ試したことが無いかたは名古屋へ行かれた際は一度手に取っていただきたい。
このイオンモールの近くに超巨大なパチンコホールがあったのでそこでウンチをさせていただいた。とてもきれいなトイレで良かった。まだ、このホールでうんちをしたことが無い方はうんちをてにとってみていただきたい。
さて、これにてやることは済ませた。電車に乗って預けていた荷物を東横インで回収して、名古屋駅へ歩く。時刻は17時ころだ。
帰りの新幹線は予約していなかったのだが、これによってえらいめにあってしまった。新幹線がリアル満席なのだ。一席もない、と言えばウソなのだが1,2席の空いている席は3人掛けの真ん中の席である。ああ、これは辛すぎる。さすがに嫌だ。
もう私はもう一泊、名古屋で過ごすことにした。ABC席のBに座るよりかはお金を払っていいベッドで一晩眠ったほうがいい。またも東横インをとる。
すぐさまチェックイン。予定にない一泊追加となったので、服がない。ロビー近くのコインランドリーで洗濯する。洗濯機が回っている間に、日記の続きを書いていた。
するとぞろぞろとスポーツマンらしい中学生くらいの男の子たちがロビーに集まってきた。コーチ、監督らしい大人もいる。
集合したのち、どうやら晩御飯に出かけるようだ。おお、若手のスポーツマンたちだ、相当食べるだろうなと思ったが、ものの10分ほどでみんな戻ってきた。手には松屋の牛丼だ。松屋の牛丼だけではお腹がすくだろう!もっと食べなさい!
私の陣取った席が悪かったのか、牛丼を食べる若手たちに囲まれながら日記を書いた。
洗濯が終わったので、部屋で乾かして部屋を出る。近所にメガドン・キホーテがあるとのことでそこで晩御飯を買った。結局、3泊して外食はあんかけパスタだけだった。これでいいのか。まあいいや。
買い物から戻って、総菜をロビーの電子レンジで温める。さきほどの若手の男の子たちはほとんど解散していた。
そこには同じ学校だろうか、同じユニフォームを着た中学生くらいの女の子たちが10数名集まっていた。おそらく、さっきのは男子バスケ部かバレー部でこちらは女子バスケかバレー部だろう。学校単位での遠征だろうか。
冷凍パスタを買った私は長い時間、ロビーで温めをしていた。すると、女子部の監督かコーチと選手の会話が聞こえる。「もうお風呂入った?はやいねえ~」一歩間違えればセクハラである。
さっきの男子部は監督はしかめっつらで無言で選手を見張っていたが、こちらはとても柔和である。悪く言えばスケベ監督orコーチなのだろう。
監督の声が聞こえる「さ、ではサイゼリヤでもいこっか」と女子生徒10数名を連れて夜の街に消えていった。
ああ、なんだかすごく嫌な気持ちになった。そうである。女子の部活動はこうやって監督、コーチが気持ち悪いくらい優しいのだ。
別に優しくしてもいいとは思うが、男子との扱いに差がありすぎる。私は男女同権、平等が信条で生きている。それは男子と同じだけ女子にも厳しくすべきということではないし、女子と同じように男子を扱えと言っているわけでもない。
なぜ女子生徒が外食をするのに先生コーチは同行しないといけないのだろうか。そして、なぜ男子生徒は牛丼しか選択肢がないのか。すべてに疑問が残る。
女子中学生が夜、外を歩くのは危険という考えはわかる。ではなぜ男子生徒は安全と言えるのだろうか。時間は20時を過ぎてすでに遅い時間であるから、監督コーチが同行せざるを得ないというのは本当だろうか。
事前に買い出しに行かせるなどで対応できたのではないか。
なんだかぐるぐるといや~な気持ちが頭の中を回る。日本全国どこの学校も昔からそんなもんだ。男女で対応を変えることで大人になった時「女性は甘やかさなければいけない」と間違った考えの大人が育ってしまう。甘やかすのではなく、身体的特性に合わせた対応が必要であり、それは何も男女に限って分けるのではない。その人個別の事情で対応を変えなければいけない。
また変なことを言い始めてしまったのでもうやめる。
部屋でゆっくりしてすぐに寝た。明日は10時過ぎの新幹線を予約してある。
今日面白いと思ったことは「やっぱり学校、部活動って社会に出てからその異常性にたまげる。」