2024/11/20 へとへととてつもなくへとへと

先に言えば、今日はとても疲れた。
11時から渋谷で軽音楽部の練習会がある。サックスを持って10時前の電車に乗ろうとする。ホームで電車を待ってみる。電車が満員電車すぎて、乗ることができなかった。いや、いつもであれば乗れたのかもしれない。しかし、今日はサックスとスーツとパソコンと、と仕事道具すべてを持ってきた。東京にあふれる外国人観光客よりも荷物が多かった。そりゃあ電車にゃなかなか乗れない。

やっとのことで渋谷のスタジオに到着した。三拍子の高倉さんがいらしていた。緊張である。
何を話そうかなと考えていると、はたと気づいた。自分はとても恵まれているなあ、と。三拍子さんが漫才協会に入ったのは確か・・・ここ2,3年のことだったと思う。それまで、Youtubeでネタの動画や「生漫day」という配信なんかも見ていた。いわば、黒柳徹子さん、和田アキ子さんのような、確かに存在しているらしいが、実は存在しないんじゃないかと疑うような、画面の向こう側の人という感じに思っていた。その方と今、直接会って、なんならYoutubeで見て、聞いていた曲を私も演奏で参加できる。これは夢のような状況である。日々の忙しさで忘れていたが、尋常ではなく恵まれている。さらに言えば、軽音楽部のキャプテンである世界のウメザワさんもエンタの神様で見ていたあの芸人さんである。すごいなあ。

高倉さん、ロケット団倉本さん、いち・もく・さんくぼたさん、4人でさっそく演奏していく。うんうん。良い感じである。まだ完ぺきではないが、聞いていて頭がおかしくなっちゃうよというレベルではないと思う。素晴らしい。

楽譜だけではわからなかった空気感というか、アドリブ感を共有することができ、本番に向けてとても良くなった思う。皆さま、ご期待ください。

それが終わると、渋谷でラジオの録音をする。渋谷駅について延々としゃべっていた。渋谷のパワフルさはめまいがしそうで、やっぱり苦手な駅だと思った。
ラジオ内でも言ったが、外国人の方が日本人より多い。何が面白いのかは分からない。うん。皆さんも一度渋谷に行ってその理由を探してくださいね。

それが終わると高田馬場へ移動して、サイゼリヤへ入る。今日はまだ何も食べていないから、ペペロンチーノとドリアをいただいた。やはり美味いな。サイゼリヤくらいでいい。くらいで、なんていっちゃあいけないな。値段を超えたうまさがある。

ドリンクバーを飲みながらパソコンを開いて、ちょっとカタカタとやる。うんうん。世の中にはいろんなことが起きています。
不倫は良くないですね。良くないというか、なんか情けないですね。
いい年したおじさんが、エロへの興味をそのまま出している感じが苦手だと感じてしまう、現代病なのかもしれない。
いくら偉そうな顔をして、追及したり、人の意見を否定して、主張して。それなのに、お乳の大きい女の子と遊んじゃう。なんかそこの乖離が嫌ですよね。それこそ、高田純次さんやさまーずの三村さんのようなタイプの人が、お乳が大きい女の子に目移りしていても気にならない。イメージって重要である。

それこそ、こうやって毎日サックスの練習をして、日記を書いて、漫才を書いてとやっている私が、もし坂道でおばあさんがミカンを大量に落としてしまったときに無視していたら。「がっかり」「そんな人と思わなかった」「もう知らない」となるだろう。

今日は一日雨が降っていて足元が悪い。目の前でおばあさん(ちょっとおばさん寄り)くらいの方が目の前で、スッテーンと一回空中に舞いながら転んだ。助けようかと思ったが、やめた。キッと睨みつけるような視線を頂戴したからだ。
これが東京砂漠。救うも地獄、救わぬも地獄。
私は何者なのか。

ということでほどなくしてバイトに行く。もうへとへとだ。
バイトをしてから帰宅の途につく。大きな荷物を背負い、サックスを手に持って、傘もさして。移動がとてつもなく大変な一日であった。
山下清さんは常に両手が空くようにしていた。傘をさしてももう片方の手でおにぎりを食べることができるから。

あなたにはおにぎりを持つための手は空けてありますか。

今日面白いと思ったことは「ここまで疲れると、逆に夜は寝つきが悪いことに気付いた。逆に逆に」


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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。