獅子のあぎと高難易度ソロプレイ攻略05
注:本記事には『獅子のあぎと』シナリオ5終了時点までの戦略、戦術面でのネタバレが含まれています。シナリオ的なネタバレは避けますが、戦略、戦術面とシナリオが合致していた場合は多少触れることもあります。また『グルームヘイヴン』の基本ルールについても触れる可能性があります。
プレイ方針(レギュレーション)
難易度「逢魔」(通常難易度よりシナリオレベル+2)
一人で4キャラクター操作(ルール上の最大人数)
ルール上で提示されていない情報は見ない(ネタバレ禁止)
本家のソロルール導入(モンスターレベルと罠ダメージを1ずつ上げる)
シナリオ敗北時は何も獲得せずにシナリオ冒頭からやりなおし
※プレイ方針の解説は「獅子のあぎと高難易度ソロプレイ攻略01」で行っています。
シナリオ5の追加要素(一部抜粋)
レベルXカード全開放
ボス戦
レベルアップ(シナリオ5クリア後)
シナリオ5からは獲得済み能力カードの中から、シナリオに持ち込むカードを選べるようになります。1キャラクターずつデッキ構築していく感じで、時間はかかりますが楽しいです。
そしてチュートリアルシナリオの最後はボス戦でもあります。難易度「逢魔」+ソロルールだとモンスターレベルが4なのでボスのHPは17×C(4人)で68。多いな! と最初は怯みましたが、シナリオ4と5の敵の総HPを比較すると5の方が少ないので実は5の方が簡単なのかも?
なお難易度「逢魔」でプレイしていることもあり、シナリオ4クリア時点でレベルアップに必要な経験点を獲得していましたが、教則本ではシナリオ5クリア後にレベルアップの項目があるため今回はレベル1で挑戦しました。
強いモンスターでも少数なら戦いやすい?
シナリオ4は最初からモンスターの数が多めでしたが、今回はたったの3体。ステータスが高いとはいえ、武装解除や気絶で攻撃を封じつつ各個撃破すれば比較的簡単にクリアできそうに思いました。また「混沌の魔神」は最大4体までしか出現しないため、1体も倒さずに最初の扉を開けば、出現数を1体減らすことができます。
そこで役立ったのがデモリショニスト「ワインドアップ下段(次の移動の際、移動値2倍)」と「爆発下段(移動4。炎消費:移動+2)」です。罠が多くて道が狭いのでアイテム「飛翼靴(全移動に跳躍)」があると万全。これなら2ラウンド目に移動12が可能で、扉を開けてすぐに仲間の元へ戻ることができます。
そして5ラウンド目。「混沌の魔神」2体(片方瀕死)と「狂信者」1体の状態でこちらは温存していた行動順位10番台のカードを使い「混沌の魔神」1体にトドメを刺そうとしたら、敵の能力カードがまさかの「13:凍てつく吐息」。しかも攻撃修正なしで2体同時攻撃って、なんでそんなに早くて強いのよ! 立ち位置も悪くて、こちらの4キャラクターが全員1度ずつ攻撃を受けることになりました。さらに間の悪いことに5ラウンド目だったので、初期手札10枚のレッド・ガードとハチェットは手札0。ダメージ無効化のため捨て山から2枚喪失する羽目に。正直ここで降参してやり直そうかとも思いましたが、どうせならボスの特別ルールも確認したいと思い続行しました。
デモリショニスト大活躍
残るはボス部屋だけなのですが、この時点で手札と捨て山に最も余裕があったのはデモリショニスト。そこで最初の扉を開けたのと同じコンボによる移動12でボス部屋の扉を開けることにしました。そこで特別ルール(詳細は省きます)を読むと……。いやこれ部屋前に全員集まってから一気に雪崩れ込むのが正解じゃん! しかし今さら作戦変更もできないので、デモリショニストは大きく後退して敵の攻撃範囲外に。その結果、ボス部屋から移動した狂信者2体が扉付近に陣取ってしまいました。
特別ルールのせいで倒すこともできず、かといって手札枚数的にのんびりと誘導するわけにもいかず、どうしたもんかと思ったら、ヴォイドワーデンが持ち込んだアイテム27(射程3以内の敵1体に移動2)がまだ未使用。
「これだ!」と思い、ちょうど残っていた「15:虚空の印上段(射程3以内の仲間1人、装甲1+移動2)」と組み合わせて扉マスに陣取った狂信者を動かし、さらにデモリショニストも移動させました。続いてデモリショニストが「20:ノックアウト・サポート上段(攻撃3。このラウンド、標的への治癒は無効)」+「88:爆縮下段(移動3。射程3以内の障害物1つを破壊)」+「アイテム:毒の短剣(近接攻撃を行うとき、そのボックスの1回の攻撃に毒)」によってボスに接近して攻撃し、治癒無効と毒を付与。これでひとまずこのラウンドは安心。いやー、ボスの特殊アクション的に「治癒無効はあった方が良さそう」と思って温存して正解でした!
というか「ノックアウト・サポート」がこのボスに対して効果的過ぎて、3キャラクター以下でプレイしていてデモリショニストがいない場合にどうやって倒しているのか心配になる。狂信者を完全に無視して、敵からの攻撃はカード喪失でダメージ無効化する感じですかね?
残りのメンバーも無事にボスへ接近でき、あとはボスへ集中攻撃するのみでした。なおデモリショニストは先ほどの手番終了直前に「アイテム:体力増強薬(手番中に自分の捨て山から1枚回収)」を使って「ノックアウト・サポート」を回収して次ラウンドでも使用。さらにその次は小休息で回収した「ノックアウト・サポート」を使って合計3ラウンド連続で治癒無効の付与に成功しました。治癒無効の間は毒も付与されたままなので、毒による与ダメージもかなり多くなりました。1度攻撃するたびに1ダメージ余計に与えているようなものですからね。
ボスに攻撃を開始して4ラウンド目はさすがに「ノックアウト・サポート」を使えませんでしたが、ボスの治癒6は付与済みの毒を消すのみでHP回復は防げたので、治癒無効と並んで毒も非常に効果的でした。そして5ラウンド目でボスにトドメを刺し、ラウンド終了まで生き残って無事に完遂できました。ボスにトドメを刺したのはヴォイドワーデンでしたが、それ以外の敵にトドメを刺したのはすべてデモリショニスト。狙ったわけではないのですが、ボス戦も含めてデモリショニストが大活躍したシナリオでした(ボス部屋にいた狂信者2体を倒している暇はなかったです)。