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新たなVTuberエンタメの第一歩-VNovel

皆様、こんにちは!そして初めまして!

VNovel『ルリイロデイズ』というゲームの統括・監督・シナリオライターをしているバッキーと申します。

初めてルリイロデイズを聞いた方もいらっしゃると思います。
まだ知らない方は、ぜひ下記のページをご覧ください!

日頃、プロジェクトへの温かいご声援やファンアートを数多くいただいております。
返事など出来ていないものもございますが、全て目を通しています。
本当にありがとうございます。

ここでは、この場をお借りして「VNovel」についてお話しさせていただこうと思います。
クラウドファンディング上では書ききれなかった私の”夢”に、少しでも共感していただけたら嬉しいです。

また、これは私自身の突拍子もない妄想であって、今回プロジェクトに関わってくれている方々、キャストの方々とは関係ない個人の考えです。
もちろん共感してくれているメンバーもいますが、基本的には私以外の関係者の方々にこの考えについて言及することは控えていただけますようお願いします。

さて、ちょっとお堅い話はこれぐらいにして、さっそくこのプロジェクトについてお話をします。

1.VNovelとは?

まず、VNovelとは結局どういうものなのか

それは「人の可能性を最大化させるプロジェクト」だと考えています
突然なんだそれは。お前は意識高い人間か。と驚いた人もいるでしょう。
ええ、もちろん誇張表現しています。
でも、本気でそう思っているのです。そう思ってしまったんです。

公式Twitterやクラファンでも書いてある通り、VNovelとは「VTuberが出演するノベルゲーム」のことです。

私は、このVTuberノベルゲームが人の生きる上で不可欠なものであり、そしてその考え方が詰まったものだと思っています。

そして、この考え方を世界中の多くの人に伝えることがこのVNovelというプロジェクトが成し遂げたいことであり、私自身が望んでいることです。

さて、今回このVNovelを通じて私が目指していることが2つあります。

①VTuber文化を世界に広める
②ノベルゲームをもっとたくさんの人に好きになってもらう

そしてそれを通して、世の中にはこんな面白いものがあるのか!とか、こんな生き方があるのか!というものを知ってもらいたいのです。

その上でなぜVTuber × ノベルゲームなのかを書きます。
一見関係のないこの2つですが、合わさることで生み出せるものがあることをお伝えします。


2.VTuber文化を世界に広める

まず1つめのVTuberをもっと多くの人に知ってもらいたいというのは、「大好きなアイドルをもっといろんな人に知ってもらいたいし好きになってもらいたい」みたいな感覚とは似ているようで違います。(もちろんそれもあります。だって推しが増えるのって最高だしね!)

2018年某日、気晴らしにYouTubeで何かの動画を見ようと思った時、ふと目についた存在がVTuberでした。私は輝夜月ちゃんからVTuberのことを知り、そこから、にじさんじ・ホロライブといったグループに所属するVTuberを知っていきました。
当時は、新しいコンテンツの在り方だなーと感心してみていた私ですが、いつのまにかVの沼に浸かり入り、本当に多くのVTuberの方々を見てきました。日々提供される配信を追うために、モニターをふたつ買い、推しのライブは全国どこであろうと追いかけて参戦していました。

私自身、元々VTuberというコンテンツの面白さはアニメキャラクターの延長線上にある新しい表現技法だと思っていたのですが、その考え方は多くの動画や配信を見ていく中で、変わっていきます。


それは、VTuberというのは「新たな生き方の選択肢」だということです。


繰り返しになりますが、前提としてVTuberというものは、今、様々な解釈があるし、それ自体が決して悪いことではないと思っています。
一つのエンターテインメントとして楽しむ人もいれば、新しい表現方法だという人もいるし、本当に多様な捉え方ができます。
VTuberはアニメやゲームに出てくるキャラクターと似ているような感覚はあります。
ですが、明確に大きな違いがあります。
それは「一人一人が意思をもって存在している」ということです。

私自身はVTuberではないけれど、多くのVTuberの方々がそれについて話していることからも分かります。(2020年10月14日にVTuberデビューしました!)

例えば、今回主演として参加してくださっている朝ノ瑠璃さんは「VTuberは第二の人生」と表現しています。
配信の中で瑠璃さんは両親も祖父母も忍者であったので、両親が敷いたレールの中で生きてきた。
しかし、何か違うなと思うようになったときがあったそうです。
本当は人の前に出て歌って踊ってみたいと思うようになったのが第一の人生で、朝ノ姉妹ぷろじぇくとの黒子である、ノリさんとシャイさんに誘われてVTuberになり第二の人生が始まったとおっしゃっています。
そして、もしVTuberにならなかったら、多くのVTuberの方々や朝ノ衆(朝ノ姉妹ぷろじぇくとのファンの方々の名称)に出会うことができなかったとも言っています。

(1:04:38~)


他にもたくさんの方々が「新たな生き方の選択肢」として夢を叶えている人たちがいます。

最近でいうと、にじさんじ所属の月ノ美兎さんは、ある噂についての説明をする放送の中で「もう少しで夢を叶えることができるのだから邪魔しないでほしい」といった発言をされていました。
これはVTuberとなり、努力をし続けてきた月ノ美兎さんだからこそ、一歩一歩夢への実現に近づいているのではないかと思います。

(35:57~)


そして最後にご紹介したいのは、ホロライブ所属のときのそらさんです。
2017年9月から活動を始めた彼女は、初回の生配信では視聴者数が13人(のちに、そらともから敬意を込めて「円卓の騎士」「円卓の赤子」と呼ばれているそうです)であった時代から、今ではVTuberをしている人なら誰もが知っているアイドルにまで成長しています。
横浜アリーナで歌いたいという明確な目標を持って、活動されている彼女の生き方もVTuberとして活動をしなければ、なし得ることができなかった経験が多くあるのではないかと私は思います。


以上のように、ここでの事例は本当に一部にしかすぎません
VTuberになろうと思ったきっかけはきっとVTuberの方々の数だけあると思います。

もっと歌が歌いたいから、もっと自分のイラストを見てほしいから、人を笑顔にしたいと思ったから、何者かである自分に憧れたから。


その結果、多くのVTuberの方々がVTuberになったからこそ、できるようになったこと、変わったこと、夢を叶えたことがあるとおっしゃっています。

そしてそれと同時に視聴者である私たちにもなんらかの影響を与えてくれている存在であるのがVTuberなのです。私自身も、そんなVTuber達が努力し輝いていく姿に憧れ、背中を押された一人です。

今回のプロジェクトを立ち上げたきっかけはそんな彼らの輝きを別の形でもっと輝かせることが出来るのではないかと思ったからです。

そんな「新たな生きる選択肢」であるVTuberという文化を日本だけではなく、全世界に浸透させたいと考えています。

ただ、世界的にはVTuberという文化は日本と比べるとまだまだ発展途上です。

バーチャルエコノミスト千莉さんという方をご存知でしょうか。
本人もVTuberとして活動しており、VTuberという文化を多面的に捉えられてる方です。
そんな千莉さんの著書『アニメ2.0:VTuberが日本を救う』(2019)では、活動しているVTuberの9割は日本でそれ以外が海外であるとおっしゃっています。

現在では、もう少し状況が違うと思われますが、それでもこのVTuber文化(又はアバター文化)は日本というアニメ大国だからこそ浸透できたと思いますし、ジャパニメーションが世界に浸透していったときと同様にVTuber文化も出来ると考えています。

本当に本当に少しずつだけど、一般的にもVTuberという言葉が浸透しつつあり、世間からも認知されてきている今こそがチャンスであり、もっともっと多くの人に知ってもらう機会を作りたい

そのためにVTuberという文化にもっと貢献できることはないかと考えたときに本プロジェクトを行うことを決めました。


3.ノベルゲームをたくさんの人に好きになってもらう

みなさんは、ノベルゲームをプレイしたことがあるでしょうか?

ノベルゲームとは、いわゆるADVゲーム・ビジュアルノベルゲームといった「物語主体」のゲームのことです。
有名なゲームでいうと、妄想科学アドベンチャー「STEINS;GATE」やkey作品の「CLANNAD」、「ダンガンロンパ」シリーズもノベルゲームの一つだといえます。

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ちなみに最近では海外にもこの日本のノベルゲーム文化が浸透してきており、最近アニメ放送もされた「ねこぱら」や、「fault Series」も何十万本もプレイされています。

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さて、繰り返しになりますがノベルゲームは「物語主体」のゲームです。

私は、アニメやドラマ、映画といったエンタメコンテンツも好きですし、それらも物語主体の表現だと思っています。

ですが、私がなぜここまでノベルゲームに夢中になっているのかというと、ノベルゲームはどんな表現方法よりも「胸に刻みこむ物語体験を提供する」ことができるものだと考えているからです。

プレイしたことがある人には分かると思うのですが、まずノベルゲームは他のメディアとは圧倒的に異なる「主人公感=没入感」があります。

この世界で自分は生きていて、この世界のキャラクターとともに物語を感じることができるのです。

では、なぜノベルゲームにはそんなことができるのか

それは「物語を自分で進めなければ完結しない」ということがあるからだと私は考えています。

アニメや映画は「観る」ことで物語を知ることができますが、ノベルゲームはタップをしなければ、クリックをしなければ、ボタンを押さなければ、その物語は進むこともできないし、その結末を見ることもできません

現代のコンテンツは非常に溢れており、消費する側からしてみると、どれを見ていいのか分からないことや、むしろ消費すること自体にも疲弊している人もいるのではないかと思います。

そんななか、むしろノベルゲームは時代に逆行したコンテンツであると思っています。
ですが、物語を見るうえで手間がかかるからこそ、その物語を本当の意味で理解できるし、キャラクターに共感し、世界を楽しむことができるのです。

だからこそ、私はそんなノベルゲームの虜になり、多くのノベルゲームをプレイしてきました。
作品の中では、今の自分の人生観にも影響を与えたものもたくさんあります。
それぐらいノベルゲームというコンテンツは人に与える影響が絶大なものなのです。

「ルリイロデイズ」もそれを踏襲して、ノベルゲームとして基礎的な部分を踏まえたうえで、多くの人に楽しんでもらえるような作品に仕上げたいと考えています。


4.VNovelの可能性

さて、それらを踏まえた上でなぜ「VTuber × ノベルゲーム」であるのか。


それは単純に、多くのVTuberにノベルゲームに出演してもらう事で「VTuber文化を世界に広めること」「ノベルゲームをもっとたくさんの人に好きになってもらうこと」ができると考えています。

VTuberがノベルゲームに出演する価値とはなにか。
それは、VTuberという存在そのものが二次元的存在(キャラクター)でありながら、意思をもつ存在であることが大きなポイントだと考えています。

キャラクターであるため、ノベルゲームの世界に存在してもおかしくないですし、今回出演していただくVTuberの方々は、ほぼ普段活動されている姿形のままで登場いたします。

ノンフィクションも取り入れたフィクションがVNovelの大事なポイントで、最終的にこの物語をプレイし終わった人は、その世界に存在した本当のVTuberにたどり着く。そして、いつのまにか私たちの日常に溶け込んでくる。

そんな体験を私は私たちは提供したいと考えています。

今までのノベルゲームのキャラクターやアニメのキャラクターはフィクションの中の存在でした。
その物語を通じて、時に勇気を与えてくれることもありました。
ですが、心のどこかでフィクションと割り切っていた自分がいるのも分かっていました。

しかし、VTuberは『存在』します。VTuberの方々は一人一人生きています。そんな一人一人の物語があるからこそ、彼らの努力する姿が観れるからこそ、勇気をもらっているのではないでしょうか。

ノベルゲームのシナリオで描かれる彼らはあくまでフィクションの存在です。
しかし、このフィクションを通して、彼らを深く知った人たちは、驚くでしょう。

この人たちは『本当に生きているんだ』と。

それがVNovelプロジェクトのやりたいことなのです。

ノベルゲームの最大の特徴である「胸に刻みこむ物語体験を提供する」ことと、物語ではフィクションの存在だけど、自分たちと同じ世界に「実在する」VTuberによって彩られる新たなノベルゲームジャンルの「VNovel」

そういった新しい形のエンタメを通して、彼ら、彼女らの魅力を知り、生き方を知り、そしていつしかその生き方に勇気をもらって自分も何かに挑戦しようと奮い立つ人が増える。

そんなちょっとしたきっかけを作れたら嬉しいです。


5.最後に

以上が、このVNovelプロジェクトが目指しているのはそんな世界です。
エンタメというものは究極的には必要ないと言われています。ですが、私はそう思いません。
エンタメこそが、私たちの生きる理由となる糧になっているのです。

今回の第一弾VNovel「ルリイロデイズ」は、そんな大きな理想の世界を目指す第一歩です。

最終的には、本棚にあるたくさんの本から一冊を選ぶように、今日はこのキャラクター(VTuber)が登場する、この物語を読んでみよう。と、たくさんのVNovelを作れるようにしていきたいです。

いろんな世界に出演する彼ら、彼女らを深く知って、よりVTuberのことを、そしてノベルゲームのことを好きになってほしい。

そしてその結果、多くの人々が、好きなものが増え、励まされていく。
それがこのVNovelプロジェクトをする目的であり、存在意義です。

本プロジェクトを通して、VTuberを好きになる人、なりたいと思う人、ノベルゲームが好きだと言う人が増えることを強く願っています。

このプロジェクトが、日本中に、そして世界中に広がっていくためには、皆様の応援が不可欠です。
少しでもVNovelや「ルリイロデイズ」にご興味を持っていただけましたら、ご友人にお伝えいただいたり、SNSで拡散していただきたいです!twitterもフォローしていただけますと、大変幸いです!
https://twitter.com/vnovel_project (公式twitterアカウント)

「#ルリイロデイズ」でtweetも是非よろしくお願いいたします!

また、皆様のご意見を知りたく、ぜひお気軽に私にご連絡していただけますと嬉しいです!
今後も、twitterやこのnoteにて各キャストのVTuberについてや開発状況も積極的に配信していていきます!
https://twitter.com/wakabakey (私のTwitterアカウント)

そして現在、Campfireにてクラウドファンディングにも挑戦しております。
ぜひ、応援とご拡散していただけますとありがたいです...!

長々とした文章となりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

これからVNovel「ルリイロデイズ」の応援をよろしくお願いいたします!

バッキー

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