文化人類学入門 奥野克己 著 読書メモ
自分の視野を広げたいので読んでみる。
大学時代にデザインなんだけど文化人類学という研究室があって、そこの講義はフィールドワークに行くこともあって興味は前からあったけどよく分かってなかったので良い機会だった。
読んでいて狩猟採集民の公平な分配の仕組みが心に響いた。
よく、農耕定住が始まり、所有という概念が確立され、競争が生まれたと聞く。
仕事的にメンタル来てるタイミングに読んだのもあり、頭に思考が駆け巡った。
文化人類学は人の本質を探るような学問だなと捉えたんだけど、近代史で一度均質化するかに思われたらグローバル社会も、体制の違いや歴史の違いなどから、現在ある意味社会実験的に色々な国家、社会が作られている。しかもグラデーション的で比較もしやすそう。
例えば韓国の出生率や失業率の低下は文在寅の社会実験的な最低賃金の引き上げが原因と聞くし、一人っ子政策の中国、ポルポト後のカンボジア、ベトナム戦争後のベトナムなどなど近隣だけでも凄い。
最近、本当に幸せってなんだろ?て思う日が多くて自分でも大丈夫か?って思うんだけど、本質的な幸せに辿り着けると良いなぁ。
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