【a-174】シン・総合商社 週刊東洋経済 読書メモ
オーディブル。
発行からタイムラグがあるから日本の衆院選とアメリカ大統領選が終わって多少状況は変わるかもしれないが、日本の大手商社が見る展望狙いがわかってよかった。
まず、外国のリスクが看過しにくいものになってきてるんだなということ。
少子高齢化で経済がシュリンクすると言われる日本をこれからもメインに捉えないといけない状況なのが印象的。
世間的には今でも再エネには不信感が強い。しかし、世の中を主導して動かす人々からすると再エネを主要電源にすることは待った無しの状況だと思われる。
なんせ、それ以外の電源は外国のリスクの上に成り立っているから。
原材料や食料の輸入もエネルギーと変わらず今後大変だろう。
そして、他にも印象に残ったのがアパレル産業がもっとも環境負荷が高いと言われてるというやつ。
ファストファッションでポイポイ捨てて燃やしてしまってるのは本当にヤバいのかもしれない。
リサイクルがビジネスとして成り立つようにしてわざわざアパレルの店頭に行かなくても服が回収してもらえるようにならないと厳しそう。
服って軽いけど体積が大きいので、持ち運ぶのは地味に大変だし。ユニクロとか回収してるけどそこまで持ってくのはハードルが高いよなぁ。
最寄駅とかスーパーとかに回収ボックスあればなぁ。
リチウムイオン電池なんかは服よりも回収先探すの大変。なんだけど、同じように今後、リユースリサイクルのビジネスが成り立つようなビジネスイノベーションを誰かが起こしてくれるのを期待したい。
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