井伊直弼に会いに彦根城へ。
大伯父からの勧めで彦根城へ。花の生涯での予習もバッチリということで、急遽新快速に乗って彦根までビューンと行ってきた。
彦根は以前安土城跡に行ったところから数駅先なだけで、かなりのご近所だった。日本の中心だった安土城。石田三成の居城もこの辺だったようだし、やはり戦国時代には重要な土地だったようだ。
彦根駅に着くと、読んでいる最中だった井伊直政さんの像がお出迎えしてくれた。
この人、彦根にはあんまり関係ないんだよなと、今書きながら思いつつ 笑
彦根駅は新快速も止まるし、新幹線の各停が止まる米原からも数駅なので、観光の便は良いと思う。
彦根城周辺には駅から歩いて10分そこらなので、観光しやすい。
まずは、城下にある埋木舎に行った。なんなら、ここが私のクライマックスだった。小説序盤での直弼の住居である。
ここに長野主膳やたか女が通ったかと思うと胸熱で、志津や理和が居たのもここと。1人で鳥肌ぞわぞわしてた 笑
また、花の生涯は初代大河ドラマの小説とのことで、全く知らなかった。
城の外堀に面していて人が通ると目立つ場所という印象。案内のおっちゃん曰く、忍びの者はそんなとこ通りませんと 笑
いずれにしても、直弼もこの景色を、眺めたのかな。とか、彦根が風が強いのは昔からなのかな。とか妄想して楽しかった。ここの景色が1番好きだったかな。
あとはオマケみたいなもんで、城に向かった。大手門から入って天守に登って、お庭観て博物館観てという流れ。
天守は安土城で登れなかった分、嬉しかった。琵琶湖が綺麗だった。
途中で、直弼さんを見つけ、今回の目的達成。
この人が開国しなかったら、日本も清と同じ目にあってたかもしれないと思うと本当に凄い人だったと思う。開国が半世紀遅れてたら、社会主義革命にも巻き込まれていたかも。
ある意味桜田門外の変で徳川幕府は日本政府で無くなったと言えるだろう。最後の執政者だったのが井伊直弼さんだなと思う。
博物館では、井伊家伝来の品々がたくさん展示されてて貴重なので、好きな人には楽しくてしょうがないと思う。
個人的には江戸時代の絵付き源氏物語と中国の英雄36人絵巻みたいなのが面白かった。
彦根城は個人的には姫路城より面白かった。また行っても良いなーと思えるとこ。おすすめ。
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