【a-96】世界史とつなげて学ぶ中国全史 岡本隆司 著 読書メモ
オーディブル。
自分の好きなテーマの定番的なタイトル。
論旨としては中華は世界の中心という意味だけど、結構他の影響受けてる部分もあるよって感じ。
まぁ、確かに色々な時代に胡人と言われる人々は出てきている。
匈奴も西から移動してきた遊牧民だろうし、はっきりわかってないけど、弥生期?の出雲にあったらしいタタラ製鉄の技術はその辺からきてるんじゃないか?なんて話も興味深い。
三国時代の仏教の伝来はおそらく大月氏とかの所謂ソグド人あたりの人なんだろなぁ。
唐代の安史の乱の安禄山とかもそうだし。
各戦国時代でも突厥やらウイグルやら。氐族とかどうなんかな?
そして玄奘やら張騫やら外から良いものを持ち帰ってきた人いますよねと。
モンゴルというユーラシアシャッフルな時代もあり、鄭和がいて、大航海時代もある。
何でもかんでも中国で生まれたわけじゃないというのはそうだろうなぁと思った。
一方で、やはり様々な発明が為されてて本当にすごいと思う。
インド半島って元々島でユーラシアにぶつかって今もユーラシアを押してる感じって聞いたことある。それでヒマラヤ山脈初め、恐らくその他の東西に走る天山山脈?とかもその皺寄せで出来てるんだと思うけど、それが無かったらインドも中国ももっと国として狭い領域しか抑えられなかったんじゃないかなぁなんて思う。
そういう妄想もしてみたい。
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