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【a-175】能面検事の奮迅 中山七里 著 読書メモ

オーディブル。

岸和田において国有地の異様に安価な払い下げ案件が発生。
その調査に大阪地検特捜部が動くことになり、不破が臨時助っ人として招集がかかるも拒否。
別のエース的存在が入る。

そんな中、特捜部で文書改竄が起こった。
ミイラ取りがミイラになったような事件に、東京地検が乗り込んできた。そこにはかつての不破を知る東京地検次席の岬がいた。

いよいよ命令として大阪地検の失態を東京地検メンバーに入り込んで暴くということを不破は命じられる。

そこには国有地を査定する官僚と大阪地検として取り組んだ検事の過去の密約が絡んだ悲しい事件が存在していた。
不破の安定した誰にも媚びない操作手法で、2人の三角関係の中心にいた思い人の死が暴かれる。

めちゃくちゃ面白かったので続きは?と見たけど無いようだ。残念。

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