依存症は続くよどこまでも
ウー。(鬱病の鳴き声)
以前よりはマシになったけど、少し気を抜くと薬か酒のことばかり考えている。
他にもっと考えるべきことがあるのに。
薬と酒のお陰でなんとか生き延びてきたことも事実なのだが、それは間違った生き方であるという罪悪感に襲われる。重度のアルコール依存症だった父が亡くなってから尚更思うようになった。
酒で生き延び、酒で死んだ父。その無様な半生を振り返ると、「私も〝こう〟なるんだろうな…」という諦観と「こんな生き方したくない」という反骨心が同時に湧いて、気が狂った。それからしばらく、コンビニの酒コーナーが視界に入るだけで父の遺体がフラッシュバックし、〝酒〟そのものが、ちょっとしたトラウマになった。
しかし、最近は父の死による精神的ショックが収まってきたので、酒に再び手をつけている。あんなに苦しんだのに、飲酒がやめられないのだ。
原因は精神の弱さだ。
社会でうまく立ち回ることができないストレスと、シラフの鬱屈としたコミュ障ア㊙️ペルガー状態に対する自己否定が強く、それらから逃げるために飲酒をしたり、薬を食う。
そして今度は刹那的な快楽を求めてどんどん堕ちていく。
この行為は「生き延ばし」であって、自分の問題が解決するわけではない。
いい加減、刹那的な快楽を追って現実逃避するよりも、自分自身の精神力を高めていきたいのだが…上手くいっていない。
あーもう、どうすればいいんだよ。
終わり