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みちくさカフェ、はじめました。

「みちくさカフェ」とは?

「ふらっと寄って、ほっと一息。」がテーマの、ポップアップスタンド×休憩スペース、はじめてみました。
その名も『みちくさカフェ』
ポップアップを見かけた人が、これなんだろう?と思わずみちくさしてしまうようなワクワクする場所になったらいいなという思いで名付けました。

発案者で一代目の店長は、Bajicoメンバーで、馬事公苑界わいで生まれ育った大学生です。

使うのは、小さな屋台と人工芝。
屋台ではさわやかな飲み物を提供したり、心地良い音楽があったり、遊び道具の貸し出しをしたりして、みんながのびのびと過ごせる仕掛けを用意しています。広場で遊んだり、一息ついたりする可能性が広がる、全ての世代にとっての青空児童館みたいなイメージです。

懐が深い地域の広場

馬事公苑向かいにあるけやき広場は、大きなけやきの木漏れ日とそよ風が心地良い、地元民のお気に入りの広場です。

朝は6時半からラジオ体操をする人々が広場で列をなし、エクササイズスペースに。
昼間は小さい子供が駆け回り、夕方になると小学生たちがキックボードやサッカーボールを携えてやってきます。
夜中近くなれば近隣の大学生がちょっとした宴をしていることも。

そんな色んな顔を見せてくれる、多くの人にとって馴染みのあるオープンスペースです。

先月開かれたマルシェの様子。
普段のけやき広場。木漏れ日とそよ風が心地良い。

みちくさカフェ、発案。

いつも、子供連れや散歩をしているおじいちゃんおばあちゃん、学生などで賑わっているこの広場ですが、なかなか知らない人同士の交流は起こりづらく、もったいないなと感じていました。散歩だけで広場を通り過ぎてしまう人も多く、交流が生まれるためには、広場に来る理由となるなんらかの仕掛けが必要であると考えました。

「近所付き合い」とまではいかずとも、近所の人々と気軽に言葉を交わせる関係性があることが地域での暮らしやすさや安心感を作っていくのではないか、そして偶発的で気軽な交流が生まれる場所を作りたいと思うようになりました。

また、オリンピックの工事により向かいの馬事公苑が5年近く閉苑となっており、子供たちにとって走り回って遊んだり、地域のイベントに参加したりするような思い出になるような場所が少なくなっていると感じたこともポップアップを始めたいと思う理由の一つでした。

目指すもの

ポップアップ「みちくさカフェ」を通して、近所の人たちがより安心して広場を使えるようになり、周りの人たちのことも気にかけ、たまにはおしゃべりしながら心地良い時間を過ごせるようになればと思っています。

具体的に目指していることは以下の三つです。

  1. けやき広場が多くの人にとって、戻ってきたい思い出の場所になる。

  2. 広場を利用して、地域コミュニティを豊かにする活動を始める人が増え、広場の用途が多様化する。

  3. 長期的な馬事公苑界わいのエリアにおけるまちづくりに地域住民の意見がしっかり反映されるようになる。

この取り組みが、馬事公苑界わいの日常を少しでも豊かにしていく、そしてこのまちの未来を一人ひとりの手で作っていく最初の一歩になっていくことを願っています。

こちらのポスターにある日程で、けやき広場に屋台がでています。
お近くの方はぜひぜひ、ふらっといらしてください。

みちくさカフェ 店長より

地元大学生の作ってくれたポスター。広場の看板に貼ってあります。



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