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一石二鳥の行動デザイン

人それぞれ面白いと感じるポイントは違いますが、私の面白いと感じることは一石二鳥の仕組みに出会った時です。先日記事で紹介したパトロール犬もそうですね。パトロール犬は小学校の下校時間に合わせて散歩することで犯罪の予防効果を生みます。さらに地域のコミュニケーションの役にも立っていて一石三鳥にもなっています。こういった行動デザインが大好きなんです。

動物園のエサやりシステムも好きです。飼育員さんにとってはエサやりは仕事でしかないですが、お客さんには立派なエンターテインメントになっちゃいます。飼育員さんはお金をもらってエサやりをする一方でお客さんはお金を払ってエサやりをする。なんとも不思議な感じですがいいですよね。ただ、子供のエサやりはエンドレスなので親としてはつらい部分でもあります。

こういった行動に意識をしていれば、日常生活や仕事の中でも活かすことができます。私はこんな一石二鳥の行動をしています。

住居とオフィス

今私は在宅勤務です。みなさん家の家賃を払っていますが、仕事をしている間は家の空間を活用できていません。家は寝るだけなんて人もいるかもしれません。家賃は居てもいなくても料金は発生します。そう考えると家を職場にしてしまえば家の空間を無駄なく使えます。通勤時間の削減やランチ代の節約などの副産物もありますね。

私は住居を職場にしていますが、仕事場を住居にするという方法もありかもしれません。小売りやサービス業なら一階が店舗で二階が自宅なんてものもいいんじゃないでしょうか。

移動手段と○○

商談で外出する場合は、場所や状況によって移動手段を変えます。基本的に移動時間は無駄が多いですよね。だから移動時間を有効活用するようにしています。交通機関で場所にゆとりがある場合はノートパソコンで仕事をしますし、スマホで完結できる仕事もあります。車移動の場合は思考の時間にしています。考えすぎると運転に影響するので注意しましょう。また、音声コンテンツで情報収集や学習としての時間にすることもあります。運転中は入力系ができませんが、停車すれば車内をオフィスにできるメリットもあります。交通機関で電話はできませんから状況によって移動手段を切り替えています。

このように移動だけで終わらせずに、何かを掛け合わせることでお得になります。車であれば他にも運送や送迎、ホテルとしての価値も活かせるかもしれません。


そんな感じで無駄にしている資産を有効活用できなかと考えてみたり、仕事の技術を他に活かすことができないかなど考える癖をつけておくと一石二鳥の行動を思いつきやすくなりますよ。



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