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「逆だったかもしれねェ……」(2023/03/19の日記)
マクドナルドが好きだ。週2マックをほぼ3年続けるくらいには。健康にはよくないと思う。分かってる。分かってるけど「こう」なんだ。血液もドロドロ。ドロロのノウズイ。
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2023年3月19日現在、マックのメニューにシャカシャカポテトが出ている。「にんにく黒胡椒マヨ」と「梅のり塩」の2種だ。個人的にはにんにく黒胡椒マヨが好き。
今日も今日とて僕はマックを食べる。油を細胞に染み渡らせる。寿命の前借りであると知りながら。いずれ来たるであろう後悔の根源になると知りながら。
眼前のWシャカシャカを見て、ふと思った。
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どちらもシーズニングを入れて、シャカシャカして食べることに変わりはない。であれば、シーズニングを交換したらどうなるだろうか。ワンチャンめちゃめちゃ美味いのではないか。その場合、ツイッターで「すべてのマック好きに届け」みたいな文言と一緒に投稿したらバズるのではないか。今にして思えばどうでもいい、しょうもない魂胆だった。だがそれを思いついた時の僕は、万有引力を発見したニュートンだったのだ。すぐさまそれぞれを袋にブチ込み、シャカシャカする。
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味蕾から脳へ。
伝わる情報は「普通」だった。
まず、にんにく黒胡椒マヨのシーズニングを入れたシャカシャカチキンの味だが「普通に美味い」。それ以上でもそれ以下でもなかった。そもそも、それぞれにマクドナルドの企業努力という名の美味しさが担保されており、わざとそうしようとでもしない限り不味くなろうはずがない。にんにく黒胡椒マヨのお好み焼きを想起させるような濃い味、シャカシャカチキンの程よく繊維ばったジャンキーな食感。鶏肉である故のたんぱくな味という点で、音楽でいえば所謂「ドンシャリ系」のような、中音域が抜けた味にはなるが、それでもなお美味くはあるのが流石という所だろう。
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口元を突き刺す針は
愚かな夢を追った代償だと
僕を呪う。
一方でレッドペッパーのシーズニングを入れたポテトは「無味」になった。ちょうどペッパーとポテトの味が同じ周波数同士打ち消しあったような無味加減。ただし辛味はある。「辛味は味覚ではなく痛覚」だとは聞いたことがあった。こういうことなんだな、と思った。
結論、普通の組み合わせで食べた方が美味しい。
そりゃそうじゃ。
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