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インドネシアのZ世代日本人
今年バックオフィス系SaaSをローンチしたばかりのスタートアップ企業の方とお会いしたのですが、今は事業初年度から海外展開も同時並行で始めるのが普通なんですね。
『日本の国内需要が飽和したので海外に販路を広げよう』という、旧来型の海外展開の枠に縛られない考え方が私には新鮮だったわけですが、確かにサービスが英語対応済みであれば、日本にこだわる理由はないわけです。
日本企業がインドネシアで事業展開をしようとするとき、派遣する日本人駐在員のコストや、現地のエンジニアを抱えるコストが予想以上に大きく、投資回収の見込みが立たないという壁がありましたが、今のZ世代日本人がコス(シェアアパートみたいなもの)に住み屋台飯を食べる日常を楽しそうに語るのを聞いて嬉しくなりました。
そういえば1997年にインドネシアに来たばかりの頃、私と同じコスに韓国企業の若手駐在員がたくさん住んでおり、当時高級アパートで王様のような生活をする日本人駐在員とはずいぶん差があるもんだなあと感じたものですが、彼らもこのZ世代日本人と同じようにバイタリティに満ち溢れインドネシアで夢を追っていたのだと思います。