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「初めての自宅コーヒー」の関門

自宅で初めて自分で抽出するコーヒーを飲みたい、それも美味しくないと嫌だ、という方もいると思います

コーヒーは普段から飲んでいるけど、外出自粛で飲みに行けない/買いに行けない…という方もいると思いますし、自宅に居たら暇すぎて、そこまで飲んだことはなかったけど、ヒマだしコーヒーでも飲んでみよっかなって方もいると思います(いる・・・?)

自宅でコーヒーをおいしく飲むというのは、それなりの器具をそろえたり、高い豆を買ったり、いろいろ必要だと考えがちです

ところが、何事も、制約があった方が楽しめるのです

当然、無限に時間もお金も費やすことはできません

ということで、初めて、家で、最低限の器具でコーヒーを美味しく抽出する、ということを考えて、そのときの最大の難関部分について考えてみたいと思います

まずは器具をそろえなければ。

最低限の器具はなんでしょう?

前提として、ドリップコーヒーを自宅で飲む、ということにします

①ドリッパー(HARIOの商品で400円くらい)

②ペーパーフィルター(100枚入りで360円くらい)

③お湯を沸かして注ぐケトル(それなりのもののほうが楽です。安くても1000円くらいはかかります)

④豆

⑤量り(はかり、料理用でよいです。できれば 0.1g が量れるとベターですが、1g単位なら1000円くらいで買えます)

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③と④は妥協代が多いです。

例えば、③は高級で良いものを得れべば10000円くらいしますが、安くて初心者でもできそうなものを得れべばアマゾンで1000円くらいでしょう

試したことはないですが、100円ショップで手に入るものでもできるかもしれません(今度見てきます)

④は、妥協、というよりは選択肢が多すぎるのが現実です

どこで売ってるなんて言う豆を飲めばいいのかなって思ったことがある方、多いと思います

どんな豆を選べばいいのか、見当もつかないし、店員さんに聞かれる質問にも答えられない

というのが正直なところだと思います

そして、杓子定規な回答をするなら、コーヒー好きな人からすれば、「おススメはするけど好きかどうか責任はもてない」、「嗜好品なので自分で好きなものを見つけてください」となるわけです。

初期のころに、自分が思ったのが「そーじゃねーよ」という感覚

じゃあ、スターバックスとか、タリーズとか、身近で行きやすいコーヒーショップにいきましょう、(いまの時期は無理ですね)そして 店員さんに質問してみてください

「どの豆を買えばいいですか?」

きっと、多くの場合は「ハウスブレンドをお試ししていただいて…」とか「今日のコーヒーがこれ(サンプル)ですが、いかがですか?」とか言われるわけです

今だから言えるツッコミとして

「ハウスブレンド飲んでも何も発見できない」(大抵はバランスがよいので、「好き」を見つけにいけない)

「これ(サンプル)を飲んでも 「いかが」って聞かれても、何を聞かれているのかわからない」

ということです。

もちろん、コーヒーを飲んでいて、普段のコーヒーを飲む生活のベースがある人は「おいしい」とかそれ以上の回答が出せるでしょうが、美味しいと言われても、じゃあこれを買ったらどうですか?がせいぜいです

お店の方も、「普段飲んでるコーヒーはなんですか?」とか聞くかもしれませんが、そもそもその質問に回答できるならよいのです、愚問ですね

ここで議論したいのは、「そんな質問に答えられない」や「そんな質問しに行くなんて恐れ多い」という方々がどうやって豆を選ぶか問題 なのです

初心者がどうやって豆を選ぶべきか問題

の解決の糸口は、いくつかあると思います

ずばり、私としての答えは、

普段の飲み物や食べ物、ライフスタイルから選ぶ

だと思います

コーヒー好きは豆選びコンシェルジュであるべき、美味しく淹れられるだけではダメ

人はあらゆるときに、「同じ味」を選んだり、「同じ系統の香り」をコロンとして使ったりします

ベースはライフスタイルです

例えば、コーヒーはいつどんなときに飲みたいか

これはまた別の機会に議論したいのですが、人それぞれ、コーヒーを飲もうと思うときには、このあたりの具体性があったりします

「食後」や「リラックスしたいとき」や「仕事中」などなど、こういった簡単な答えなら出てくると思います

普段どんなお菓子や食事が好きか、何を飲むか

食べ物も「チョコ」が好きだったり、「果物」が好きだったり、果物でもマンゴーが好きな人、イチゴが好きな人(イチゴは日本では野菜、欧米の多くの国では果物と分類されますが)など掘り下げていったり、

飲み物も「緑茶」が好きだったり、「紅茶」、「麦茶」、「ルイボスティー」などなど、お酒でもいいでしょう。「ビール」「ワイン」「スコッチ」「日本酒」などなど。

あなたにぴったりな、少し責めてるコーヒー選びの最初の一歩 として、豆の選択のキッカケになることはわかっていただけると思います

え?わからないって?

いいんです、コーヒー好きな人はこれを見て、「これならおススメできる」と思うはずだし、思わない人は向いてないし勉強と情熱が不足しているだけ

これはあくまで切り口の1つに過ぎませんが、こういったことがヒントになるのです

味覚的な基準で選ぶ根拠があるだけでよい

お店の店員さんがどんなに質問が下手くそでも、こちらから「赤ワインが好きでチーズをよく食べる」「チョコが好き」「仕事中に飲む」「喫煙しない」といえば、その店でおススメできるものをおススメしてくれる(これでしてくれない店員さんのお店は通わない方がよいですね)はずです

(そんなにコミュ力を発揮しないと選んでくれないお店には行きたくないですけどね)

とはいえ、じゃあこれを読んだ人は何を買えばよいのか

と思ったと思います

簡単な質問をさせてもらって、会話をさせてもらえばいいのです

その辺をさっくりまとめていきたいのですが、すごーく複雑になるので、こういった記事の積み重ねののちに、また帰ってきたいと思います

このマガジンを購読(って無料だけど)してもらえれば、だんだん見えてくるはずです

定性的で感覚的なものを、徐々にお伝えできればと思っていますよ~

ひとまず、

これから、すぐにでも選びたい人は、信じられるコーヒー好きや信じてみたいカフェを見つけて、上のような話をしておススメしてもらってみてはいかがでしょうか?

私に聞いてくれてもいいですけどね~

それではまた!

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