作詞家、阿久悠さんのすごさ
音楽を志す上で、僕は秋元康さんを大変 尊敬している。
その秋元さんは阿久悠さんに影響を受けたそうで、僕も阿久悠さんについて調べてみた。
阿久悠さんの数々の業績の中で一番すごいと思ったのはピンク・レディーのプロデュースだ。
スター誕生という阿久悠さんが審査員を務める番組でミーさんとケイさんがフォークソングを歌って合格したとき、大人たちは2人を「白い風船」というグループ名でフォーク・シンガーとしてデビューさせようと考えたらしい。
しかし阿久悠さんはその路線に待ったをかけた。
手足を露出したキラキラ光る生地のミニの衣装と、リズムやビートを強調した曲調による派手なダンス・ボーカルグループの路線を提案。
その後の大ヒットにつながった。
もちろん、「ペッパー警部」や「UFO」などピンク・レディーの作詞は阿久悠さんだ。
阿久悠さんは作詞家になる前に放送作家をされていたので、映像的にピンク・レディーのヒットする画、あるべき画が浮かんだのだろう。
その直感というか、感性や勘といったものがすごいなと思った。
自分も音楽を志す上でそういう感性を磨いていきたい。
阿久悠さんは高校時代に3年間で1000本の映画を観たそうだ。
それらの経験が放送作家としても作詞家としても生かされたのだろう。
自分もセンスや感性を磨いていくために映画をもっとたくさん観ようかな。
3年間で1000本。
そんなことを考える夜です。
頑張ろ。
参考文献
『夢を食った男たち「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 』
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