『生物 みたいことのない実験問題編難関大編』(読む大学受験講座なのか、コントなのか・・)
『生物 みたいことのない実験問題編難関大編』
🌟🌟🌟🌟🌟
🦉「難関大学の生物は、実験問題が多いですね~、記述も多いです。
ただし、高校生物の範囲内での知識から出題するのであって、
『未だ知られざるゲノムの謎』について聞いてくることは当然ですが、ありません。
ゲノム解析できたといってもまだまだ分からないことだらけですから。
ヒトの場合でも30億塩基対中、構造遺伝子(体を構成する情報が入った遺伝子)はごく僅か占めています。
そのほかは一昔前はジャンクDNAなどと名付けてきていましたし、人類は人種が異なれど、99.9%が同じです。
物理学者で起業家のリッカルド・サバティーニ(Riccardo Sabatini)氏はTEDトークで、ある人物の遺伝暗号を全て印刷した、26万2000ページ超、大きめの本175冊を披露し、
これらのうちひとりひとりに特有なのは、約500ページ分のみということを伝えています。
https://www.ted.com/talks/riccardo_sabatini_how_to_read_the_genome_and_build_a_human_being?language=en
つまり、未知が9割どころそれ以上ですし、500ページ分もまだまだ謎の分野です。
実際機能解明はこれからというところなのです。一体何が隠されているのでしょうね、面白いですね~。遺伝子が性格をつくっていると考えられていますが、縄文人DNAやら🦉民族固有のDNAにはある種の性格を決めていく因子があるのかもしれませんね。人間って多様性があって面白いですね~。
よく付き合う人で人生が決まるといいますけれど、遺伝的に説明される日がくるのかもしれませんね。
と謎だらけなのですが、
問.この謎を解いてください、という問題は出ませんw
そこで、どういった問が出されるかというと、学んできたことをおさえているかどうか、
実験形式で聞いてきているのです。
そこで、たとえ見知らない横文字の用語がズラッと出てきても
それらには、必ず説明がありますから構える必要はないのです。
長文形式の実験問題で大切なのは、
・実験の⓵『目的』②『方法』⓷『結果』
この把握につきます。
⓷については、
+++
a)問になっていることもあれば、
b)問題文で結果が出されている
+++
この2パターンがありますがあ)の場合は、
問題文を読むだけで回答できるものがほとんどです。なぜなら、すでに実験結果がわかっていることについて、聞かれていますし、加えてその結果については学んできたことだからです。
b)は、どうしてこのような結果となったか考察するタイプです。結果に至った理由をきいてくるケースです。
これは
・今までの培ってきた知識をベースに実験を考察できていますか?
・丸暗記ではありませんか?理解していますか?
と聞いてきているわけでして、
やはりしっかりと基盤を固めてきているかということが大切になってきています。
さて、今の時期にすることと言えば、
知識の再確認という基盤を強固にすることと、
本番レベルの問題の併行が王道ではないかと🦉っちは考えます。
本番レベルのものを目にしたとき、
・構えてしまってわけわかめ
かもしれません。
これはほぼだれでもはじめはそうです!でないと難関の差を作り出すことができませんからね!
そのときは、
まだ身に着けた知識が運用できていないということになりますから、
理解型への変換を促しつつ、
本番レベルの問を解説できるぐらいまでにしておくことをおすすめします。
一問一問そうやって拾っていく過程は、はじめは時間がかかるかもしれません。(15分、20分とかね!)
が、対応を繰り返していくとずっと早く、
実験の
⓵目的
②方法
⓷結果
それから、<結果に至った理由>が見えてきて、
いわゆるPDCAサイクルが加速していくのが体験できるかと思います。
年内に一気に水準をあげていく意識で取り組んでいただければと思います🦉🌳🌟
培った知識を実験に運用していくことを促したいという大学さん側の意図が見られますね~、未来の科学者、未来の科学技術活用者の方々、次世代をできる方法で応援🏳
🦉さんでした。
(ただいまオンライン家庭教師は受け付けておりません(__)💦)