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実はあまり理解していない筋肉の収縮の仕組みと怪我予防
筋肉がどう縮み、どう伸びているのかをご存知ですか??
どういう仕組みで筋肉が動いているのかを理解する事で、ケガの予防やパフォーマンスアップに繋がるのでぜひ知っておいてください。
⭐︎筋肉が縮む仕組み
筋肉が縮む(収縮)際には、筋繊維が短くなります。これは、筋肉内部のアクチンとミオシンというタンパク質が滑り込むように連結し、筋肉を引き締めることによって起こります。この収縮によって、関節を動かしたり、力を発揮することができます。
ミオシンフィラメントの尖りがアクチンフィラメントにくっつきギュッと引き寄せるイメージです!
⭐︎筋肉が伸びる仕組み
筋肉が伸びるときには、筋繊維が伸び、アクチンとミオシンの結合が緩むことで長くなります。この動きにより、筋肉がリラックスし、関節が広がります。
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ではどうしたら怪我をしにくくなるか
このアクチンとミオシンが筋弛緩時にしっかりと離れ離れになれる事がとても大切です。
(怪我が多いプレイヤーはアクチンとミオシンがくっついたまま…)
怪我が多いプレイヤーは、
頭からの「筋肉よ緩め。離れろ。」という信号が出ているのにもかかわらず、アクチンとミオシンがくっついたままになっている事が多くあります。
その結果、急な方向転換や力を発揮しようとした時にアクチンミオシンが激しく擦れて、肉離れや痛みが発生してしまうのです。
アクチンミオシンがくっつかない様にする為の対策
↓↓
皮膚と筋肉の柔軟性を保つ事が大切です。
(膝を伸ばしたまま、床に手がつく)
(踵を着いたまま、アキレス腱を伸ばせる)
(皮膚を引っ張って浮かせられる)など
皮膚と筋肉の柔軟性を出す事で、アクチンとミオシンの隙間が広がり、お互いが離れやすくなります。
張っている筋肉の上の皮膚を引っ張る。
柔軟の時間を倍にする。
ストレッチ種目を増やす。
などのケアをしててみてくださいね!
怪我予防とパフォーマンスが良くなりますよ!
今回は以上です。