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アメリカは言ったもの勝ちの国
こちらの記事はアメリカエピソードの記事になります。
前回の記事はこちらです ↓
ハリーポッターの主人公と同じ傷を手にいれた2週間後に、アメリカのカリフォルニア州に引っ越しました。
当時小学2年生でした。
アメリカに日本人がやってきた場合、小学校については2つの選択肢があります。
現地の学校に通う
日本人だけの学校に通う
どちらに通うんだろう。
両方の小学校に通うことになりました。
月曜から金曜日までは現地の小学校に通い、土曜日は日本人しかいない小学校に通いました。
小学生にとって、週6日の勉強拘束はなかなかハードでしたね。
初めて現地の小学校に行った時は、英語を日本語に訳してくれる翻訳者が1ヶ月ほどついてくれました。
しかし、1ヶ月後にはいなくなってしまうので、家に帰ったら母親と英会話の猛特訓です。
例えば、『羊が何匹』という小さい子向けの本を読みながら、発音の練習をします。
「ひつじ、sheep」
「発音はシィーップ。息を吐き出すようにップってやるんだよ」
親に丁寧に教えてもらうのはありがたいのですが、とても悲しかったのを覚えています。
日本にいたら今頃は国語の授業で漢字を覚えて、難しい文章とかを書くようになってるんだろうなと想像するとむなしくなってしまいました。
今は逆戻りです。
日本語で言うところのひらがなであるアルファベットを覚え、動物の名前から覚え直しています。
しかし、数ヶ月が経過し、簡単なフレーズであれば話せるようになってきました。
アメリカでよく言ったのは「Don't copy me」だったかもしれません。
クラスにJ.J.と呼ばれている、イケメンだけれども挙動不審な男の子がいました。
なぜかこの男の子に好かれてしまい、私の真似をよくしてくるようになりました。
例えば、日本で言うところの図工です。
紙を切って、好きな絵を作る授業がありました。
家では姉と、切った紙で洋服を作って、自分の分身となる人の形をした紙に着せ替えをするという遊びをやっていました。
その経験を活かして、授業では切った紙で人を作り、紙で作った洋服を着せた作品を作りました。
しかし、終わってから壁にかけられているJ.J.の作品を見ると、同じく人間が作られており、洋服の色がすべてが一緒だったのです。
「Do not copy me!!」
ここでまさかのDon’tがDo notに自然と進化しました。
人は逆境に立った時に成長するのかもしれません。
これ以外にも、J.J.が嫌がらせなどをしてきました。
ただ、アメリカの文化は面白いです。
日本とは違って、校長先生に直談判が許されているのです。
次の年は同じクラスにしないように親が校長先生に直談判してくれました。
なんと叶いました
これが日本との違いです。
すごいですよね。
アメリカは主張した者勝ちの世界なんです。
もしかしたら私が引っ越した地域限定なのかもしれませんが、アメリカは訴訟国家なので、おそらくこれが普通なのではないかと思います笑
子供ながらにとても驚いたのを覚えています。
また機会がありましたらアメリカの文化の違いをご紹介したいと思います。
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