【心ときめく経営企画職の奥深さ】初の転職から3週間で学んだこと
※この記事は、一部有料となっておりますが、基本無料(3分の2)で楽しめる記事となっております。「この記事面白いなぁ」とか、「続き読みたいなぁ」と思った方がいましたら、ご購入いただけますと幸甚でございます。
以前の記事で紹介したように、転職して今月からとある急成長IT企業の経営企画の仕事をすることになりました。好評だったので、リンクも貼っておきます。
前職の時に参加した社長講演で大きく感銘を受けた「新しい場所に入ったときは、最初の3週間で結果を出す」という言葉を信じて、がむしゃらに働いてみました。
仕事にも慣れてきて、今までやっていた営業企画職とは違った楽しさを実感しているので、備忘録としてババっと文章に落としています。
実感した営業企画と経営企画の違いと学んだこと
【職務の違い系】
1.主論点・目的の違い
2.期待役割・働き方の違い
【学んだこと系】
3.使う数字から得られる示唆の大事さ・原点思考
⭐︎周りくどい言い方になってしまいますが、今からの文章では目標数値を2つで使い分けています。
経営目標=KGI ex)会社の売上を1兆円にする!
目標=KPI ex) 営業訪問回数を50回以上にする!
1.主論点・目的の違い
当たり前のことですが、この2つの職は目的が全然違います。会社によって違うとは思いますが、以前の営業企画職では、経営目標を達成するために細分化された目標(KPI)を達成するために、いかにしてリソースを効率化するかがメインテーマになっていました。
つまり、「プロジェクトを推進している人から落ちてきた重要度の高い案件・アクションに関して、どれだけ予定通りに物事を進めて結果を最大化するか?」が私たちの論点だったので、いつも同じ指標と睨めっこしていました。
対して現在の職務(経営企画)は少しミッションが変わっていて、経営目標を達成するために、どんな戦略・組織設計をするのかがメインテーマになってきます。KPIを設計するのも、どの案件を優先的に進めるのかを決めるのも私たち経営企画の仕事です。つまり、論点は「項目Aを〇〇すると売上が上がる法則があるため、営業戦略に落とし込んで△△をしていきましょう」の項目Aを考えること、です。見る指標の幅は広いし、時間が経つにつれてトレンドも変わっていくので、追っかけていた指標が気づいたら陳腐化してたりします。
過去のデータやそこから出せる予測値を見て仮説を立て、現場の方とのディスカッションを通じて定性的にもその仮説を評価し、おそらくセンスが良いであろうものを信じて体制を作っていく、いわば「答えのないゲーム」なのです。
※以前読んだ高松智史さんの本のセリフを丸パクしてます笑
2.期待役割・働き方
1.で話したように、ミッション・論点が違うので、もちろん期待役割や実務の内容もだいぶ変わってきます。
結論から話すと、「エフェクティブ(効率的)」から、「プロダクティブ(生産的)」への移行がありました。
営業企画の論点は短く纏めると、「定められた目標(KPI)の達成率をどれだけあげられるか」です。もちろん人を増やすとか、計画値を変えるということは影響範囲外ですので、与えられたリソースを効率的に回す方法を考え、予定通りに進め、計画値を達成することが期待役割になります。自分が立て付けたフローがうまく回ったり、他の地域よりも達成率が高かった時に「あぁ、うまく効率化できたなぁ」と嬉しい気持ちになります。現状の環境下で最大の効果を発揮するための効率的な方法を模索していました。
対して経営企画の方はというと、重要指標・計画値を変えること(短期観点)・人や予算を増やしたり動かすこと(中・長期観点)も影響範囲圏内になります。こういったアクションはあくまで手段であり、目的は一つ、「経営指標(KGI)を達成する」です。いかにして生産的な活動をするか?を問い続けて色々な観点からデータを見たり、営業の方とディスカッションをしたりしてます。
何か意思決定をする時は「これをするとどの数字がどうなって、結果経営目標がどうなるのか?」がつきまとってきます。思いつきで上司に何かを言うのは良いですが、ロジックが甘いと大変なことになります。(こんな来たばかりの小僧相手にロジカルに的確にフィードバックをしてくれるのはとてもありがたいことです)
今までに比べて選択肢が増えた分、考えないといけないことも増えました。「いままではボクシングをしていたけど、いきなり総合格闘技に転換した」イメージですね。自慢のパンチはもちろん健在なのですが、今までは絶対にあり得ない角度からのキックが飛んできたり、絞め技をかけられたりするので、対策しないといけないことが山積みの状態です。
3.使う数字から得られる示唆の大事さ・原点思考
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