社会に憤りを感じるか。全セラピストに伝えたい。僕がなぜ臨床ではなく起業を選んだのか。
理学療法士・作業療法士の皆さんが医療業界を目指すとき、そして日々の臨床現場での業務に従事しているときに、誰もが社会のためになりたい。と思ったことがあると思います。ただ、もし今あなたがいるフィールドが、健康に関わるお悩みを持つ方のたった20%の人にしか手を差し伸べられない環境だったとしたら、どのような感情になりますか。
僕自信はその社会の構造に憤りを感じました。だから臨床現場ではなく、起業という道を選びました。この記事には、あなたの今後のキャリアに活かせるヒントがあるかも知れないので、ぜひ最後まで読んでいただけますと嬉しいです!
世界に憤りを感じるか
冒頭でお伝えしましたが、自分が臨床現場でセラピストとして働く道ではなく、起業という道を何故選んだのかと考えると、「世界への憤りを感じたから」というのがシンプルな答えです。理学療法士・作業療法士の社会的価値はもっとあるはずなのに、ちっぽけな市場でしか活躍するフィールドがないことに気づいていますでしょうか。
腰痛に関する全国調査(報告書2003)データと年代別の人口データ(e-Stat)からセラピストの活躍のメインの場である「入院/通院している腰痛持ち」を算出することで、セラピストが現状のフィールド(医療機関等)だけでは、アプローチできていない腰痛持ちの数を試算してみました。
その数は、実に23.3百万人になります。
腰痛は国民の有訴率が1-2位の症状ですが、我々セラピストがアプローチできている範囲はわずか全体の約2割程度しかありません。(この時点で、医療職として猛烈に悔しくないですか...?)
腰痛のようなカラダの痛みは高齢者の症状だと思われがちですが、年齢別の有病率を見ても、年齢にあまり依存していないことがわかります。
しかも、「日常生活に支障があった者」は、高齢者ではなく、20-50代の勤労世代に多く、かつ、「通院した人」は同世代で低いことがわかります。仕事を優先してしまい、なかなかセラピストの皆さんが勤務する医療機関やクリニックには行かない人がほとんどなのです。
医療職としては、困っている方、皆さんに手を差し伸べたいと思いませんか?私は、整形外科クリニックの勤務時代に、本来であれば医療機関に入院・受診しない80%の方が、仕事をやめてから受診された症例に出会いました。受診するには、仕事を辞めるしか時間が取れなかったそうです。
現代の社会では、我々セラピストはこの困っている人たちに、重症化する前に手を差し伸べる方法が世の中に存在しないのです。80%もの人に手を差し伸べる方法がないのです。
当社では、このような社会の実情を変えるためにポケットセラピストを開発・運営しています。忙しい働く世代に対して、多くのセラピストが働いている医療機関等に行かなくても、専門的知見を持つセラピストの我々が手を差し伸べることができる手段をつくっているのです。
最近ポケットセラピストには興味あるけど、まだ勉強不足だな...という声も聞くのでLINEで情報発信もはじめました!疼痛、認知行動療法(CBT)、デジタルヘルスに関わる情報を発信しているので、ぜひ気軽に登録してみてください!しかも今なら下記の特典がつきます!
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医療現場にいながら手を差し伸べられる環境を
改めてですが、普段の医療機関等での業務だと世の中で困っている人の約2割の5.7百万人にしかアプローチができません。だからといって、医療機関以外のフィールドに自分の身を完全に置くということは、新しい分野を切り開くということになるので、起業家精神がないと、なかなか難しいかも知れません。当たり前ですが、自分たちの働き方を大幅に変えることに抵抗感があるセラピストの皆さんは多いかと思います。
しかし、現在お勤めの医療機関等で勤務しながら、普段アプローチできない80%の困っている人たちに、臨床業務で培ったこれまでの経験や知見を活かして、価値を提供することができたら、素晴らしい世界だとは思いませんか?テクノロジーを使えば、それが可能になる時代がすでにやってきています。しかも、新しい領域で社会に価値貢献しながら、副収入も手に入ったとしたら、月に数万円程度でも、生活の幅も広がるのではないでしょうか(ポケットセラピストでは月10万程稼いでいるセラピストもいます)。
自分なら解決できる自信があったから起業した
このような医療・ヘルスケアの構造に対する憤りを感じ、そして、それを解決できる自信があったので、起業したんだよな。と改めて、再認識したGWでした。
ただ、この遠い旅路の進み方は分かっていません。
だからセラピストの皆さんの支えが必要です。
デジタルヘルス領域で活躍しようとするセラピストの仲間が必要です。
仲間がいれば、この社会の構造はよりよく変えられるはずです。
ただ道は険しい。でも僕らは前に進みます。
世の中には、セラピストのあなたが持っている経験や知見を必要としている人は山程います。一人でも多くの人に価値を届けてくださる仲間をポケットセラピストでは募集しています。
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