麺屋 味方
麺屋 味方のご紹介。バターコーヒーは置いておいて、今回は違う油の話題になる。やっぱりこうなった。このお店、いわゆる二郎インスパイア系の部類。といっても僕は二郎より好きかも。
怒り系のマガジンを作ってからここ数日、暗めな記事が多かったかも…すみません。別に機嫌が悪いとかでも無いんですよ。たまたま続いちゃって…
今日は能天気にラーメンの話題です。
■店名
●インスタ公式アカウント
営業日、営業時間は隔週で違ったりする。まずはインスタで確認しておいて欲しい。
■場所
場所が分かりにくいのと店構えがラーメン屋に見えないので、店が閉まってたら発見が難しい。
開店してたら行列ができているので、それでわかるはずだ。タミヤ模型のお店の隣りの区画の駐車場に面してるって抽象的に捉えて欲しい。
店構えがどことなく伊丹十三の「タンポポ」の最後に出てくるおしゃれラーメン屋って雰囲気だ。でも出てくるラーメンは「タンポポ」みたいなあっさり系では無い。ガッツリ二郎系なので、店の外観で油断はできないぞ。
■システム
きっとほぼ100%店の外には人が並んでいる。席が5席のカウンターで、店主が1人で切り盛りしているので仕方ない。
並んではいるが一回入店して食券を購入
列に並んで待つ
店主が麺のグラム数の確認が来る
呼ばれたら入店して待つ
麺が茹で上がったらトッピングのリクエスト
という流れでラーメンにあり付ける。
■お味
●量
マックス500gまで麺の量を選択可能。ただしコレ、茹で前の重量なので注意が必要だ。だいたい1.7倍に膨れるので調子に乗って最高の500を頼むと880gとキロに近くなってくる。
今回は初回なので400gで注文。それでも茹で上がりは700g。ただラーメンの重量は油や脂、塩分、トッピングでだいぶ体感が違う。だから重さで大丈夫と思ってしまうと危ないぞ。って全然味の話ししてなかった…
●中毒性のある美味しさ
肝心のお味。
美味かった。また行きたいと思わせる中毒性がある。その点は二郎にも通ずるのだろう。でも僕はジロリアンではない。
味方はマシマシにしなければ、具材、スープ、麺のバランスが良く天地返しなんかは必要ない。野菜は多めのもやしとキャベツだが茹で上げたものなのでクドくなく、タレをかけたくなる感じではない。
スープに馴染ませて食べるのに丁度よい量。
野菜を片づけなきゃって食べ出しにはならない。
●チャーシュー
特にチャーシューのインパクトが絶大で、それはもう神豚だった。パッと見、バウムクーヘン。大きさ、厚みもコンビニで見かけるようなバウムクーヘンのサイズ感に近い。むしろ、それよりも大きいかも。
脂身の割合にはムラはあるだろうけど脂もクドくないホロホロに柔らかく臭みのない旨味が強いチャーシュー。味つけも程よく野菜とも麺とも合う単体で勝負できる脇役。
これだけでご飯3杯は食べれそう。
朝限定メニューで、このチャーシューを挟んだ「まかないサンド」なんかもあるそうだ。詳しくはインスタをチェック。
●麺
麺はかなり太めで噛みごたえがあるのに喉越しも良く、噛み締めても流し込んでも楽しめる。太めなので噛み締めた方が楽しめる香りの良い麺。
オーションと呼ばれる小麦(次郎もオーション)なので、香りが強くワイルド。量が多いと特に持ち上げにくいので、レンゲとハシで一度引っ張り上げてからすすり込むのが食べやすい。
●スープ
スープは非乳化タイプで意外とあっさりに感じる醤油が効いた味。非乳化だけど醤油がシャープに来る割にほんのり甘い。表面は油コーティングされているため、予想以上に熱めだ。そこに分厚いチャーシューの脂も乗っかるので、脂を増すかどうか悩みどころ。僕は通常で丁度良かった。
油バリアでスープはなかなか冷めない。麺がゴツいので伸びる心配は無いが僕は汗だくになった。
■アドバイス
店内はホントシンプルで、テーブルの上にはコショウと酢くらいしかなかったはず。だから当然ティッシュとかも無い。
油も凄いし、暑くなるのは必至。ティッシュ持参で行くことをお勧めする。
ハンカチ、ポケットティッシュ持参で行こう。
朝のメニュー、「まかないサンド」の他、なぜか「きしめん」もある。
ラーメンにも汁なし、辛、塩もあり他にも楽しめそうだ。
ちょっと分かりにくい場所ではあるが、JR新橋からそれほど遠くはない。
次郎系がお好きな人には絶対おススメのお店だ。
~おしまい~