ドン・ジャンケンポンの落とし穴
3ヶ月ほど前の話。
3歳児クラスではジャンケンが流行っていました。
そんな中クラスの先生が子どもたちに提案したのは「ドン、ジャンケンポン」
公園に設置されている平均台や遊歩道の脇に並べられた石の上に乗っては、5,6人ほどで集まって遊んでいました。
Aちゃん「先生もやろうよ!」
先生「いいよ。先生はどっちのチームになればいい?」
Aちゃん「先生はこっち。Aちゃんのチーム」
先生「そっちのチームは準備できた!?」
Bちゃん「いいよー」
先生「じゃあいくよ。よーい、どん!」
みんな「頑張れ頑張れー!」
AちゃんBちゃん
「ドーン、ジャンケンポン!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ。あいこでしょ。あいこでしょ。あいこで…」
7回あいこが続いたところで、急に出すのをやめてしまうAちゃん。
そして怒った様子で話し始めます。
先生「ん?どうしたの?」
Aちゃん「もぉー!真似しないでよ!!」
Bちゃんと先生
「えっ!?」
*
ジャンケンって勝負なんですけどね。
あいこを繰り返しているうちに、真似してバカにされていると思い込んで怒っちゃったみたいです。
「真似ができるんだったら最初から1発で勝負はついてるよ」と言ってあげたい先生でした。
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