家で目指せ!ハイハイの達人!
最近は3〜5歳の幼児向けの紹介が多かったので、今日は0〜2歳の小さな子でも楽しめる遊びをご紹介したいと思います。
皆さんハイハイと言えば何を思い浮かべますか?
そう。トンネルです。
これもまたお金の話になってしまいますが、保育園で購入するものはそこそこ高価ですが、家庭用のトンネルもあります。
例えばこんなもの。
見ていただければ分かるように、かなり安価で購入できますね。
トンネルの良さはハイハイでないと通れないことです。
ハイハイがどうして良いのかは以前も書きましたが、念のため引用しておきます。
ハイハイは歩行するまでにたくさんしておかなければならない非常大切な動作です。
転んだ時に毎回のように顔やおでこをぶつけてしまう子っていますよね。
そういった子はハイハイの経験が少なく、手がサッと出せない、または腕の力がないことが原因です。
それらを防ぐためにもハイハイで腕や全身を使う動きが大切になります。
また、ハイハイで身につく握力は指先の器用さにも繋がり、それはやがてスプーンやフォーク、箸の持ち方などといったところにも影響してきます。
「もう3歳になっちゃったから遅い」なんてことはありません。
今からでもすごく身になる大切な動作ですよ。
それでは遊び方についてご紹介していきましょう。
その1
タイムアタック
一通りトンネルで遊んだら、まずはタイムアタックなんかが楽しいでしょう。
私が保育園なんかでやっていたのは、どちらが早く10周できるかを競うものです。
なぜ10周かというと、1〜10まで数える練習にもなりますし、1人2分ぐらいで終わるので時間的にも丁度いいからです。
ちなみにこれは往復ではなく、トンネル内は一方通行にしてぐるぐる回った方が良いです。
急ぐうちにトンネルから出ていないのに引き返してしまうことがあるため、トラブルを避けるためにもその方が良いです。
また、急いでくぐるほどトンネルが動いてしまうので、やる時には大人の方が時間を計りながらトンネルが動かないように押さえてあげてくださいね。
その2
お家のトンネルごっこ
これは平均台の時にも挙げた遊び方ですね。
現存の遊びと組み合わせて遊ぶ方法です。
例えばいつもおままごとをやっている場所が家だとすれば、「家を出るにはトンネルをくぐらないと外に出られない」という設定にします。
そうすることで、自然となんどもトンネルをくぐることになりますよね。
トンネル以外の道は塞ぐことでより「唯一の出入り口」感がでるため、クッションやおもちゃカゴなんかを使って壁を作るのも良いと思います。
(ちなみに保育園では大型ブロックなんかで囲って、トンネル以外の出入り口を塞いでしまいました)
くぐることだけを楽しむのではなく、いつもの遊びと合わせてみることで、より遊びが広がっていきます。
その3
お山のトンネル
トンネルの下に障害物を敷いてみてください。
オススメは「3つ折り」や「巻き4つ折り」にした布団です。
山型になったトンネルは平らなものとは全く違い、意外にもくぐるのに苦労します。
年齢によっては下る時に頭からゴン!といってしまうこともあるため、危険そうであれば下り側の下にクッションになるものを用意してくださいね。
ちなみにこれはその1,その2と組み合わせて遊ぶこともできます。
その4
いないいないばぁ
これは0,1,2歳児さん向けの遊びです。
トンネルを畳んで(潰して)から空に伸びるように置いてください。
それからお子さんに円の中に立って(座って)もらい、トンネルを伸ばすとあれいない!
トンネルを再び畳んで「ばぁ!」
何度か繰り返した後は少しトリッキーに。
「いないいない」とトンネルを伸ばし、大人が上から覗きこんでください。
「ばぁ!」がこないと待ちくたびれたお子さんは「あれ?」と上を見上げるでしょう。
見られていたとは知らない子どもはビックリ。
大笑いすること間違いなしです。
いかがでしょうか?
ハイハイは子どもにとって非常に大切な運動である一方で、かなりの体力を消費する動きでもあります。
家で体力の有り余る子どもたち。
ぜひトンネル遊びを取り入れてみてくださいね!
価格 ☆☆☆☆☆
収納 ☆☆☆☆☆
長持ち ☆☆☆☆