子どもの話 どこまで聞く?
前回はどうやって大人の話を子どもに聞いてもらうかを話しました。
今回は子どもの話をどこまで聞くべきか話そうと思います。
例えば
「今日は〇〇公園で遊びたい」とか
「今日のご飯は〇〇がいい」とか
そういうことであれば別に聞かない理由はないと思いますし、
「今日は無理だから明日にしようか」
とそれで終わると思います。
子どもの話で受け入れるべきか迷うのって、多分わがままに当たる部分だと思います。
「子どものわがままを聞く=甘やかす」
だと思っている人は多いと思います。
これは合ってると言えば合ってるし、
間違っていると言えば間違っている。
わがままって
「単にこういうことがしたい」っで言ってる場合もあれば、
「甘えたい」って気持ちを伝えようとしている場合もあります。
色んな種類のわがままがあるわけですが、それを受け入れる事は甘やかす事につながるのでしょうか。
答えとして、どんな種類のわがままでも条件をつけたり理由を話したりしてから聞くことが大切です。
例えば毎日行くスーパーがあって、そこのガチャガチャがやりたいとしましょう。
まずはわがままを言わせない環境作りが大事です。
自分の中で「週1でやらせてあげる」とか決めていても、それを子どもに伝えていなかった場合、子どもからするとよく分からないけど「やらせてもらえる時」と「やらせてもらえない時」があるわけです。
という事は、できる時とできない時の差が分からないので、できないと言われたときには何回も何回も泣いて怒ってやりたいって主張することに繋がります。
それでも「毎日やりたい」とか「もう一回やりたい」とかわがままを言う場合。
まずはお金が無限にあるものでないことを説明する必要があります。
これがないと生活ができなくなるので、すべてを遊ぶ遊びに注ぎ込む事はできないと知ってもらう。
その上で、ある程度の年齢であれば
「じゃあ金曜日の日だけ一緒にガチャガチャを回そうね」とかカレンダーを見て決めてみる。
それによってカレンダーを見る習慣がついたり、曜日の感覚が身に付いてきたりと、その他の所でも関連して何かに興味を持ったり覚えたりするきっかけになります。
これが条件をつけるということです。
別に条件は曜日じゃなくても何でもいいです。
歯医者に行って診察ができたとか。
泣いたとか泣かなかったとか関係なく、ちゃんとできたねと認めてあげることにとなります。
こうやってどんなことでもいいので条件を決めてあげると、
「わがままを聞く=甘やかす」ではなく、しっかりと子どもの気持ちを受け止めてあげると言うことにつながるつながっていくのです。
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