チョコレートペロペロキャンディアイスクリーム
おはなちゃんちょこれーと
おはなちゃんぺろぺろきゃんでぃーにあいすくりーむ
なんかよくわからんが、最近このフレーズをよく使うおはなちゃん
今日も保育園お迎えに行くと、
あたしの顔見るなり
おはなちゃんちょこれーと
と言った
「はいお靴履こうね。お靴とっておいで」
お靴をとってきた
「今日は何した?」
えほんよんだの
ねずみさんえーんえんした
「ねずみさんえーんえんしてたの?どうして?」
えと、えーと・・
おはなちゃんぺろぺろきゃんでぃー
おはなちゃんあいすくりーむ
ねずみさんどってーんしてえーえんした
脈絡がないし関係がない
誤解のないように2つ申し上げておきたいが、
ひとつめ
おはなちゃんは普段、チョコレートにペロペロキャンディーにアイスクリームは食べていない
2歳にはまだ早すぎるという理由で、うちにあったらあたしが全て食べている
なのになぜかこのフレーズを繰り出してくる
ふたつめ
最近のおはなちゃんは意思疎通がかなりできるようになっている
あたしの英会話能力よりはるかに日本語で会話することができる
それなのに、突然なんの脈略もなく「おはなちゃんあいすくりーむ。おはなちゃんぺろぺろきゃんでぃーあいすくりーむ」を繰り出してくる
そのあとなにごともなかったかのように意思疎通できる
楽しく笑いながら会話したりおちょくったりしてくる
あたしの何の知識にも経験にも基づかない仮説によると、これはパソコンやスマホなどの調子が悪い時にいったん再起動してみるようなもののなのかなと思われる
この子の頭の中はありとあらゆる情報が飛び交って、情報と情報を必死に結びつける作業を繰り返している
ただでさえ情報整理に大変なのに、他者との意思疎通というリアルタイムでの情報処理を余儀なくされる
脳味噌がこんがらがるんでしょうな
そこでいったん頭を整理するために、馴染みのフレーズをとなえる
何回も言う言葉だからその神経は太く強く結ばれているはず
太く強い神経は、一番安心と信用のできる神経
そこへいったん立ち帰り、自分の位置を安定させて新しいネットワーク作りを構築しているのではないかと、科学的医学的根拠になにも基づかず、あたしはそう思う
なぜ食べもしないアイスクリームとペロペロキャンディーとチョコレートなのか?
おはなちゃんが生まれたころからずっと聴かせていた「はらぺこあおむし」に出てくる歌詞だからじゃないかと思われる
♪チョコレートケーキとアイスクリームとピクルスとチーズとサラミと、ペロペロキャンディとさくらんぼパイ、ソーセージ、カップケーキ、それからスイカですって
それを聞きながら寝かしつけしていた時期もあったし、車の中で一緒に歌ってもいた
そのフレーズがおはなちゃんにとって一番安心する言葉だからだと思われる
じゃあなぜ、歌詞の中にはカップケーキやチーズやさくらんぼパイなどいっぱい食べ物の名前は出てきているのに、なぜチョコレート・アイスクリーム・ペロペロキャンディなのか?
そこまでは知らん!!