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友の力を借りた、自己紹介

<はじめに>

ここ最近、自分がフォローさせていただいている方達の自己紹介文を読ませていただく機会が多かった。

Note を始めてもうすぐ4か月。

自分はここまで、自己紹介文を書いてこなかった。

何故だろう。自分は昔から、人に自分の事を深く知られることを怖がる。

自分は、何を恐れているんだろう。

過去の犯罪歴などもちろんないが、話したくない過去はある。

ただ Note では、本名も顔も晒してはいない。

よって、自分が何をここで言おうが、過去を全てさらけ出そうが、" ばちょめん " ではない本来の自分に、何も影響を及ぼす事はない。

言うならば、この Note という場所は、安心安全な場所であるはずだ。

にもかかわらず、自己紹介文を避けてきた事実。

なぜだ...…

その様な事に考えをめぐらせていたところ、ぴょん吉から電話がかかってきた。

「ばちょめん、集合!」

<ぴょん吉からの提案>

ぴょん吉は、同じニューヨークに住む日本人の友達だ。

彼との付き合いは、長い。

そして彼は、ゲイだ。
物心ついた時から女性にぞっこんな自分と、ゲイである彼はどういうわけか非常に馬が合う。当初はぴょん吉が自分に対して好意を寄せているのではないかと錯覚もしたが、「お前だけはマジでない」とコクってもいないのに壮絶に振られたことがある。

そんなぴょん吉は今日も彼氏とバーで飲んでいたらしく、ふとしたタイミングでばちょめんの話しになり、緊急招集となったようだ。

バーに到着し、以前から知っているぴょん吉の彼氏とも一通り挨拶を終えた後、思い切って二人に話してみた。

ばちょめん「俺、人に自分をさらけ出すのが、苦手なのかもしれない」

ぴょん吉「あぁ、確かにそうかもね。秘密主義者とまではいかないかもしれないけど、ちょっとそれっ気あるかもね」

ばちょめん「俺、なんかおかしいんかな?」

ぴょん吉「うーーーん...…別にいいんじゃない?」

ここで Note の事を詳しく知らないぴょん吉に、Note の事、そして自己紹介文を書こうと思っている事を伝えた。
そして、さらけ出すのが怖い自分が何を自己紹介文として書いていいのかわからない事も伝えた。

するとしばし考えにふけたぴょん吉が、その後口を開く。

ぴょん吉「そしたら、僕がばちょめんに関する質問を、考えてあげる。絶対に全ての質問に答えるって約束してくれるなら、一生懸命考える。そして、それをその Note ってやつに書けばいいじゃん」

ぴょん吉「自分をさらけだす、いい練習にもなるかもよ?」

ありがとう。やはり持つべきものは、友だ。

ぴょん吉「明日 LINE で質問送るから、その Note ってやつで、絶対答えてね、絶対だよ!?」

こうして一同は、バーから解散したのだった。

約束するよ、ぴょん吉。現にこうして自分はこの記事を書いている。
せっかく一生懸命ばちょめんのために考えてくれた質問だから、本気で、逃げずに、正面から答えるよ。

そして翌日、ぴょん吉から質問が送られてきた。

きっと自分という人間を紐解く、様々な鋭い質問があるはずだ。
過去の事、現在の事、未来の事。
栄光と挫折と今後の展望。
それらをさらけ出したくないと思う自分の背中を、「約束」という言葉が力強く押す。

約束は、約束だ。

本名と顔以外は、全てに答えよう。

それでは、ぴょん吉が一生懸命考えてくれた質問に、答えていきます。


<自己紹介文、ぴょん吉からの質問>

1、" ボクサーパンツ、ブリーフ、Tバック、一生どれか一つしか履けないのだとしたら、どれを選ぶ?"

答え 「ボクサーパンツ」

2、" もしキャバクラ嬢として働くなら、源氏名は何?"

答え 「麗子」

3、" もしプロレスラーになったとしたら、入場曲は何?"

答え 「美空ひばり 川の流れのように」

4、" ひょっとこ、能面、般若、一生その顔で居なければいけない場合、どの顔を選ぶ?"

答え 「般若」

5、" コインランドリーの乾燥機開けたら、前の人の忘れ物が一枚。何が残ってたら、テンションあがる?"

答え 「ブラジャー」

<総括>

えっと...…


ぴょん吉との約束は果たした。

たった5問、全部の質問にも答えた。

ただ...…

あいつ、自己紹介文の趣旨、理解してねぇ!!


うわーーー、なんだこの記事。

んーーーー...…

約束は、約束だ!


えーーーーい、いってやれ!


最後までご一読、すいませんでした!

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