ばちょめんの、ニューヨークふしぎ発見!
<はじめに>
日本の皆様に確認したい事があります。
世界ふしぎ発見って、終わったんすか!!??
えっ!?.........…結構ショック.........…
何気なく、最近の世界ふしぎ発見はどんな事をやっているのか気になりインターネットで調べてみたら、
終わってた.........…
僕が物心ついたその時から、常に世界の様々なミステリーとワクワクを届けてくれたこの番組。
毎週目をキラキラさせながら観ていた僕は、この番組に大いに冒険心を育んでもらった。
思い出すのは当時まだ10代後半だった僕が、その時付き合っていた彼女に外出デートを誘われた。
ただその日の世界ふしぎ発見がめちゃくちゃ面白そうで、どうしてもリアルタイムで観たいと自宅デートを提案した。
不機嫌になった彼女は結局僕の家で一緒に観てくれたが、あんなにキレながら世界ふしぎ発見を観ている人をうまれて初めて見た。
いい思い出。
あーーー、終わっちゃったのかぁ。残念だなぁ。
.........…
ん?
.........…
いーーーや、僕が終わらせない!!
優しい司会者草野仁さん、宇宙一かっこいいお姉さん黒柳徹子さん、誰にも害を決して与えない野々村真さん。
そんな僕の大好きな皆さんの意思を途切れさすわけにはいかない!
勝手に僕がその意思を引き継ぎ、ふしぎ発見を存続させてやる!
まだまだどこかで眠る、世界のミステリーを追い求めて。
ということで、
ばちょめんの、ニューヨークふしぎ発見!
スタートです!!
<ニューヨークの金融街にたたずむ、牛の銅像の伝説>
今夜のミステリーハンターばちょめんが向かったのは、世界的に名高いニューヨークの金融街、ウォールストリート。
ニューヨーク証券取引所をはじめ、米国の金融史と非常にゆかりのある地区である。
一見ミステリーとは程遠いであろうこのエリアに、なにやら不思議な伝説を持つ牛の銅像があるとの噂を聞きつけ、やってきた。
その銅像に近づくにつれ、ミステリーハンターは衝撃の光景を目の当たりにする。
すんげーー並んでんだけど........…
そこには牛の伝説を追い求めた人々の、長蛇の列ができていた。
まずは、銅像の姿を確認する。
おー、なかなかの存在感。
そして恐る恐るミステリーハンターも、長蛇の列最後尾に加わる。
そして目の前で並んでいる女性に、なぜここで並んでいるのかを聞いてみた。
女性「それはもちろん、お金持ちになるためよ」
やはりそうだ。
そう、この銅像の伝説とは、ある事を牛に対して行うと、それをした者がお金持ちになれるというものなのだ。
ニューヨークに潜む、ウォール街のミステリー。
ここで Question です。
●その牛に対して行うある事とは、いったい何でしょうか?スタジオの皆さん、お考え下さい。
それではここで、ヒントをお出しします。答えはこの中にあります。
1、牛の耳元で、愛しているとささやく
2、紙幣を牛のおでこに擦り付ける
3、キンタマに触れる
4、牛の前で感謝しながら、牛乳を飲む
それではお考えください、どうぞ。
わかりましたか?
答えは、CMの後で!
(CM中)
" このー木なんの木 気になる(気になる木ー)見たこともーない木ですからっ、見たこともーないー、はなーが咲くでしょおー "
日立 インスパイア ザ ネクスト
<正解発表>
ニューヨークのウォール街にたたずむ牛の銅像。
この銅像にある事をすると、お金持ちになれるという伝説。
それでは正解の発表です。
正解は!!
キンタマに触れる でした!!!
そうなんです。この銅像のキンタマに触れると、お金持ちになれるという言い伝えがあるんです。
そう、先程の画像の長蛇の列は、キンタマに触れるためにわざわざ並んで待っていたたくさんの人々の群れ。
.........…
どうかしてるぜ。
<伝説に触れる>
さぁ、いよいよここから実際に伝説を体験していくわけだが、あまり" キンタマキンタマ " 連呼し続けるのも、由緒正しきミステリーハンターとしての品格が問われる。ましてや草野さんに顔向けができないため、以下キンタマを " タマぴー " と総称する。
さぁ、タマぴーに触れるための長蛇の列が、少しずつ前へと進んできたようだ。
どうかしている人達が、思い思いに写真を撮り、お金持ちになるため、タマぴーの魂に触れていく。
ここでミステリーハンターに、ある疑問が沸き起った。
どうやって触れよう.........…
ミステリーハンターは、他人のタマぴーに触れたことがない。
男性は自分のタマぴーを割と雑に扱うものだが、他人のタマぴーとなるとそうではない。そこはセンシティブに扱うべきものなのではないか。雑に扱うことによって、伝説の効力が薄れてもいけない。
そこで妻に電話をしてみた。
このお金持ちになれる牛の伝説を知っているか、そして今まさに列に並んでいる事なども話そうと思った。
僕「あーもしもし?ミステリーハンターだけど」
妻「は?」
僕「今、時間大丈夫?」
妻「んー、ちょっと急いでる。手短に終わるならいいよ。どうしたの?」
手短に話す。
僕「オッケー、結論から言うと、今からキンタマに触れなくちゃいけないんだけど、どうやって触れたらいいかな。握る感じ?」
妻「...…......…状況がよくつかめないけど、とりあえず優しくよ、優しくいきなさい。切るよ?」
牛の伝説に関しては、話す時間がなかった。
妻は一体なんだと思ったんだろう..…まぁいいや。
優しく触れる、やってみよう。
そしていよいよミステリーハンターの目の前に、お金持ちになれる伝説が姿を現した。
........…立派だ。
タマぴーと呼ぶにはあまりにも威風堂々としているため、そこに敬意を表し、タマ氏と呼ばせていただこう。
さぁいよいよお金持ちになれる伝説、タマ氏に触れる。
この伝説が本当かどうかは、数年後にわかる事だろう。
" 優しくよ、優しくいきなさい "
わかりました、それでは失礼します。
指先に、そっと感じる、タマ氏の温もり。
手のひらで、かすかに脈打つ、タマ氏の鼓動。
触れたぞ!!!これで僕も、お金持ちだ!!!
ミステリーハンターの後ろには、まだまだタマ氏に触れようと順番を待つどうかしてる人達が大勢いるため、足早にその場から離れた。
最後に牛の顔をもう一度拝もうと、前方へ移動する。
........…
少し照れているのかい?
<数年後の伝説証明に期待して>
大好きだった世界ふしぎ発見。
惜しまれつつも終焉を迎えたその意思を、しっかり勝手に引き継ぎ、今後もミステリーハンターばちょめんとして、様々な冒険に繰り出そうじゃないか。
世界には、まだまだ謎多きふしぎがたくさん存在するはずだ。
その世界に潜む謎のミステリーに、少しでも近づけるように、今後もミステリーハンターの歩みが止まることはない。
ありがとう、世界ふしぎ発見!
最後までご一読、ありがとうございました。
<アークンさんへのお礼>
先日、以前から相互フォローさせて頂いていたアークンさんから、うれしすぎる記事紹介をして頂きました。
めちゃくちゃうれしかったです、アークンさん。
そして、お礼が遅くなり申し訳ありません。
アークンさんは、note はもちろんの事、スタエフでもご活躍されていらっしゃる方です。
最近の記事はもちろんの事、過去の記事にさかのぼっても面白い少年時代の話しや、ためになる事をたくさん聞けます。
そして、常に何かにチャレンジし続け、発信し続ける姿勢を尊敬しています。
アークンさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
ばちょめん