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ともうしまう
2022年10月29日 17:41
「“大切なお妃を遺して死んでしまった若き王の愛を勝手に受け継ぐ心意気で、君を愛すよ。”なんて言われたら、少々顔がタイプでなくても好きになってしまったの。ワタシ、そういうのに弱いのよ」そう言って笑った彼女から、数年後に結婚式の招待状が届いた。相手は勿論、ツタンカーメンの彼だった。おめでとう。素敵な旦那さんと、幸せに暮らしているんだね。嗚呼、青春の日々が蘇る。僕にもう少