薄切り肉はスライサーで作ろう!海外で買える肉も紹介
薄切り肉を海外生活で食べたいなら、スライサーがおすすめです。
海外では日本のような薄切り肉が手に入りにくいですよね。
しかし海外生活が長く続くと日本の薄切り肉で作った、牛丼、しゃぶしゃぶなどが恋しくなります。
また薄切り肉は炒め物や煮物に便利で、日本人ならストックしておきたい肉です。
包丁でも薄く肉を切るのは可能ですが、なかなか理想の薄さの肉が作れません。
そこでこの記事では、ドイツ在住の私が薄切り肉のためにスライサーを愛用しているので、作り方をご紹介します。
さらにアメリカやドイツで手に入る、薄切り肉に適しているの種類についてもお伝えします。
スライサーを使うと、海外で簡単に日本の味が楽しめますよ。
薄切り肉の作り方
スライサーを使った薄切り肉の作る方法から片づけまで、4つのステップでご紹介します。
電動スライサーは使い方を誤るとケガの恐れがあるので、よく読んで使ってくださいね。
①肉の準備
スーパーなどで塊の肉を購入
骨がある場合は骨を取り除く
肉の塊が大きすぎる場合はカットする
ラップに包む
肉の状態を半冷凍にする
【半冷凍肉の作り方】
肉は半冷凍の状態が薄く切りやすいです。
冷凍されていない柔らかい肉や、完全に凍った硬すぎる肉は、スライサーで切りにくくなります。
半冷凍の肉の作り方は次のとおり。
当日カットしたいなら3時間程度
翌日以降カットするなら冷凍庫から室温に出して1時間ほど
②スライサーで切る
半冷凍の肉をスライサーにのせる
切りたい厚さにダイヤルをセット
スライサーの電源をON
安全ガードで肉をおえる
軽い力で肉を刃にあてる
前後に肉を動かして肉を切る
肉をスライドさせる手に力を入れすぎると、厚い肉になります。
軽い力を意識してスライドさせましょう。
③切った肉の保存
切った肉はお好きな量ごとにラップなどに包む
すぐに使わない場合は冷凍庫、当日中に使うなら冷蔵庫に保存
以下の写真のように、切った肉の出口にキッチンスケールとラップをセットしておけば、切ったあとの作業がスムーズになりますよ。
④スライサーの掃除
スライサーの電源を切ってコンセントを抜く
刃を外す
刃の鋭利な箇所に触れないように洗う
洗えない本体は、ウエットティッシュやアルコールスプレーなどを使って拭く
刃は鋭いのでくれぐれも注意してください。
また機械の誤作動を防ぐために、必ず最初に電源を落としましょう。
我が家で大活躍のスライサー!購入場所と価格
我が家のスライサーは、ドイツスーパーのKaufland(カウフランド)で購入しました。
Kauflandの広告で見かけたのがきっかけです。
広告の品だったので、30€程度の安さで購入しました。
Amazonでは50~200€が相場のようです。
パンやチーズをメインに切るスライサーだったので、肉が切れるか心配でしたが今のところ順調に使えています。
30€の投資でしたが何度も使っているので、元は取れています。
アジアスーパーにも冷凍の薄切り肉が売っていることがありますが、輸入なので値段が高いです。
そのためスライサーを購入するほうがコスパがよく、おいしい肉が食べられますよ。
薄切り肉を作るのに適した肉の種類
薄切り肉に使う肉は、メニューによって使い分けます。
それぞれの部位名の英語とドイツ語を記載しましたので、肉選びに迷ったら参考にしてみてください。
今回はSchweinenaken(豚の首肉)を使用しました。
Schweinenakenは適度な脂の量でおいしく、価格が安いです。
薄切りだけでなく、とんかつにも使いやすい部位なので、よく購入しています。
薄切り肉は日本だけ?海外にはなぜ売っていないのか?
欧米は肉をフォークとナイフで肉を切って食べるスタイルのため、薄切り肉はありません。
一方、日本ではお箸で肉を持って食べるため、薄切り肉が食べやすいのです。
日本のお隣韓国も、お箸を使って焼肉などを食べる文化なので薄切り肉があります。
薄切り肉はアジアの一部地域の文化のようです。
薄切り肉を作るならスライサーで!
スライサーを使って薄切り肉を作る方法をご紹介しました。
欧米などの海外では、薄切り肉が手に入りにくいです。
日本で食べるような薄切り肉を海外で食べたいなら、スライサーがおすすめです。